【レベルス】王座挑戦の渡辺、苦手の首相撲対策は万全
6月1日(水)東京・後楽園ホールで開催される『REBELS.43』にて、REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者ハチマキ(PHOENIX)との同級タイトルマッチに挑戦する渡辺理想(わたなべ・ゆうと/極真会館)のコメントが主催者を通じて届いた。
極真会館の体重別全日本大会で中量級準優勝の実績を持ち、得意の蹴り技を武器にRISEを主戦場に活躍してきた渡辺。今年1月の『REBELS.40』でムエタイルールに初挑戦し、1RでTKO勝ちを収め、年内の王座獲りを宣言した。その後、ムエタイ3戦目となった4月の『REBELS.42』で、WPMF日本スーパーライト級4位NOBU BRAVELYとの次期挑戦者決定戦に勝利し、早くも王座への挑戦権を獲得した。
前回の試合では勝利するもNOBU BRAVELYの首相撲からのヒザ蹴りに苦しんだ渡辺。「首相撲で削られ始めてからは、自分にスキルが足りないことを痛感しました。あそこまで削られるとパンチやキックも出なくなる。やっぱりムエタイとヒジなし首相撲なしのキックボクシングは違うなと痛感しました」と話し、ムエタイの洗礼を受けた様子。
それ以降、「首相撲の練習をたくさんやっています」と渡辺。ウィラサクレックジムに出稽古に行き、WPMF日本バンタム級王者の一戸総太、WBCムエタイ日本ウェルター級王者の健太、ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ)らムエタイの強豪と練習をともにし、弱点の克服に励んだようだ。
そんな渡辺が挑戦するハチマキは2015年1月に王座に就き、同年7月に初防衛に成功するも、その後は3連敗と波に乗れていない。渡辺は「テクニックは一通りなんでも出来て、スタミナがとにかくすごいという印象です」とハチマキを高く評価。しかし「後半戦になったらハチマキ選手の方が強いという印象があると思うのですが、今の僕は走り込みの量がハンパじゃないので」と、攻略に向け自信をのぞかせる。
「トロフィーはたくさんあるのですが、チャンピオンベルトはまだ一度も獲っていない」と言う渡辺。現在3連敗中と苦境に立つ王者ハチマキを下し、初戴冠なるか。
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