【KOTC】RIZINでデビューしたレスリングの村田夏南子が海外武者修行

2016/05/27（金）UP
（最終更新：2016/05/27 20:00）

　6月4日（土・現地時間）アメリカ・カリフォルニア州サンハシントのソボバカジノで開催される『KOTC Firefight』に、村田夏南子（フリー）の出場が決定した。

　村田は幼少期より柔道を始め、中学2年生時には全国大会で優勝。中学3年でレスリングに転向し、高校時代には国内ジュニア大会を総なめ。世界王者・吉田沙保里とは3度対戦していずれも敗れているが、2011年の全日本選手権決勝では第1ピリオドで2ポイントを奪うなど善戦し、注目を浴びた。2012年には吉田が欠場した全日本選手権で優勝。

　2013年にはJOCが次世代のシンボルアスリートとして制定したJOCネクストシンボルアスリート6人のうちの1人として選ばれ、東京五輪での活躍が期待されている。昨年の大みそかにMMA（総合格闘技）と二束のわらじを履くことを宣言し、今年4月の『RIZIN.1』でプロデビュー。得意のタックルを駆使して勝利を飾った。

　その村田のMMA第2戦は海外での試合となった。対戦相手のマイア・スティーブンソン（アメリカ）はボクシングをバックボーンに持ち、ボクシングの戦績は15戦13勝。全米大会でも表彰台に名を連ねたという。2012年1月のMMAデビュー戦から3連敗を喫したが、昨年8月に初勝利を収めている。

　村田は「デビュー戦から1カ月半経ちましたが、あれからもっとレベルアップした姿を見せます。期待してください」と、米国武者修行へ向けて意気込みを語った。

写真：(c) RIZIN FF / Sachiko Hotaka

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