【レベルス】ラジャダムナン王座奪取のT-98、歴史的勝利の理由を解読
6月1日(水)東京・後楽園ホールで開催された『REBELS.43』にて、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王座を奪取したT-98(たくや/クロスポイント吉祥寺)が、2日(木)都内にて一夜明け会見を行った。
この会見で山口元気REBELS代表は、「昨日の採点について、タイ人はみんなT-98が勝ったと言っていたが、日本人の関係者やファンからは負けていたという声を聞いた」とのことから、ラジャダムナンスタジアムからの許可を得てジャッジペーパーを公開(通常は公開されない)。
それによると、1Rはジャッジ2名がT-98を10-9で支持。2Rは三者とも王者ナーヴィーに10-9をつけ、3Rは逆に三者ともT-98に10-9。4Rは1名がナーヴィーを10-9で支持し、最終5Rは2名がT-98に10-9をつけていた。
T-98は「ボディブローのいい感触は1Rからありました。2Rは首相撲でやられていた。3Rは思った以上に相手が来なくて、やりやすかったですね。ボディが効いているのは分かりましたし、ローキックだけだとブロックされていましたが、上手く上中下に攻撃を散らして奥足へのローも蹴ることが出来てダメージを与えられた」と試合を振り返ったが、その言葉とも符合する。
山口代表は「ナーヴィーのセコンドが、5Rが終わった瞬間に“負けた”と言っていました」と明かし、タイのレフェリー部長にもT-98の勝因を聞いたところ、「ポイントは2つ。ナーヴィーはあれだけコーナーに下がって出なかった。これは攻めることが出来ていないということになる。もうひとつは露骨に効いた表情をしたこと。下がらされている、ダメージを顔に出す、これはムエタイではマイナスポイントになります」との説明を受けたと話した。
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