【Krush】小澤「武尊と再戦するまで負けない」、挑戦者は「王者にふさわしくない」
8月20日(土)名古屋国際会議場イベントホールで開催される『Krush.68 ~in NAGOYA~』の追加対戦カードが、6月30日(木)都内で行われた記者会見で発表された。
Krush -58kg王者・小澤海斗(K-1ジムEBISU小比類巻道場)の初防衛戦の挑戦者は、大岩龍矢(K-1ジム・チームドラゴン)に決定。大岩は愛知県名古屋市出身で戦績は9勝(5KO)4敗。今回の名古屋大会実行委員長である佐藤嘉洋は大岩の抜擢について、「大岩選手は武尊選手の盟友で、ストーリー的にどっちが勝っても盛り上がって行くと思った」と理由を説明。
小澤は2月大会で王座決定戦を制し、第2代Krush -58kg王座を獲得。6月の『K-1 WORLD GP』では、Krush -58kg初代王者にしてK-1 -55kg王者の武尊(K-1ジム・チームドラゴン)との対戦が組まれると、武尊をたびたび挑発して乱闘騒ぎまで起こし、両者の試合は“新生K-1史上最大の遺恨マッチ”に発展。大きな話題となった。
試合ではフルラウンドの打ち合いが繰り広げられたが、小澤の判定負け。小澤は今回の会見で「俺は武尊ともう1回やるまでは負けられないし、このベルトは俺のものだから絶対に渡す気はない」と、武尊との再戦を実現させるために必ず防衛すると宣言。
対する大岩は「前回のK-1を盛り上げてくれた小澤選手と試合が出来るのは光栄。このチャンスを逃したらかなりベルトから遠くなると思うので、人生を懸けて必ず勝ちます。武尊が倒せなかったので、僕が必ずKOします」と、武尊に代わって小澤を倒すと言い放った。
佐藤実行委員長は、「大岩選手はもの凄い腕力があるが、もっと腕の力を生かすことが出来るので、このビッグチャンスを経験して自分の身体を上手く使えればもっとKOを量産することが出来ると思う」と佐藤の腕力を買っており、一緒に中国遠征に行った際には腕相撲大会で小比類巻貴之らを破り、最後には台にしていたテーブルまで破壊してしまう豪腕ぶりを発揮したのだという。
小澤はそんな大岩の印象を「パワーだけ」と一言で片付けたが、大岩は「気持ちが強い選手で根性もあって試合も面白い。僕も打ち合うのが大好きなので、打ち合いを楽しみにしています」と小澤を評価する。
しかし、「(武尊との試合は)悔しさしかない」「このベルトは俺のものなので命がけで守るだけ」と一言コメントを連発する小澤を見て、大岩は「ちょっといいですか?」と自らマイクを持ち、「小澤選手はチャンピオンにふさわしくないと思っている。行動、発言の全てがヤンキーみたいだ。そんな選手にベルトはふさわしくないので、必ず僕がベルトをチームドラゴンに持って帰ります」と、小澤にダメ出し。
小澤が「渡す気はないって言ってんだろ」と言えば、大岩は「最後に立っているのは僕なので見ていてください」と余裕すら感じさせるコメントで締めくくった。
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<追加対戦カード>
▼Krush -58kgタイトルマッチ 3分3R延長1R
小澤海斗(K-1ジムEBISU小比類巻道場/Krush -58kg王者)
vs
大岩龍矢(K-1ジム・チームドラゴン/挑戦者)
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