【ベラトール】故キンボ・スライスの長男がプロデビュー
8月26日(金・現地時間)アメリカ・カリフォルニア州アナハイムにあるホンダセンターで開催される『Bellator 160』にて、故キンボ・スライス(本名=ケビン・ファーガソン/アメリカ)の長男ケビン・ファーガソン・ジュニアのプロデビュー戦が行われることを、主催者が発表した。
現在24歳のケビンは今年3月にアマチュアMMA大会でデビューしたばかり。その試合では父親譲りの剛腕を振り回し、開始わずか83秒で相手を右フックにより失神KOさせている。その風貌も筋骨隆々の肉体に長い顎ひげといった父親を彷彿させるものだった。
父親のキンボは今年6月に42歳の若さで亡くなったアメリカの人気MMAファイター。元々はクラブの用心棒やボディガードで生計を立てていたが、ある時、動画サイトに投稿されたストリートファイトの映像が話題を呼び、一躍時の人に。そうした経歴にも注目が集まり、いつしか”最強喧嘩師”と呼ばれるようになった。
そんなキンボの息子であるケビン。米メディアの情報によると、本格的にMMAの練習を積み始めたのは2年ほど前からで、それまではサンフランシスコの芸術大学で写真学を専攻する学生であった。高校時代はアメリカンフットボールとバスケットボールの選手であり、格闘技経験は無かったがレスリングやMMAが好きで自分もやってみたいという気持ちはあったという。
キンボの死について、ケビンは「この上ない衝撃だった。僕にとっては未だに大きな悲劇で、まだ忘れることが出来ていない。今はまだ乗り越えようとしているところだ」と語っており、大きな影響があったことは隠せない。
プロMMAファイターとして初陣を迎えるケビン。亡くなった父親に勝利をささげることが出来るか。
なお、対戦相手は決定次第、追って主催者より発表される。
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