【レベルス】宮越慶二郎「フジロックに負けられない」
8月7日(日)東京・大田区総合体育館で開催の『REBELS.45』に出場するWBCムエタイ・インターナショナル・スーパーウェルター級王者・宮越慶二郎(拳粋会宮城道場)が、7月28日(木)都内で公開練習を行った。宮越はナルト・バンチャメーク(タイ/ブアカーオ・バンチャメークジム)と対戦する。
宮越はこれまでに卜部功也、花田元誓、高橋幸光、水落洋祐ら他団体のトップファイター達から勝利。昨年11月にWBCムエタイ・インターナショナル・スーパーウェルター級王座を獲得している。
この日の公開練習では、同じ大会に出場するWBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級王者・宮元啓介(橋本道場)とのスパーリングを披露。「今が一番、疲労のピークです」と話しながらも、軽快なフットワークから小気味よく打撃を繰り出し、好調さをうかがわせた。
対戦相手のナルトの試合動画をチェックしたという宮越。「ミドルをパンパン蹴ってくるようなサウスポーのムエタイスタイルでした。ところどころ、バックハンドブローとか飛びヒザ蹴りを仕掛けてくるくらいで、普通のムエタイ選手と変わらない感じですね」と、特別な印象は持っていない様子。
「左ミドルの対策はこの1カ月間で重視して取り組んできました。ただ、僕はサウスポーの選手が相手だと、けっこう勝率が高いので」と勝利に向けて自信をのぞかせた。
中国の「KUNLUN FIGHT(クンルン・ファイト)」との合同興行として行われる今大会。宮越はKUNLUN FIGHTに定期的に参戦し、海外で試合に出場する機会も増えている。
海外進出に話が及ぶと「実は中学の頃、バンドに憧れていて、バンドで世界ツアーを回りたいという夢がありました。それは叶わなかったのですが、ジャンルは違えど、格闘技で世界を回るという夢なら叶うんじゃないかと思っています。ブアカーオやぺトロシアンといったトップ選手は月1くらいのペースで世界を回っているし、僕もそういう選手になりたいと思っています」と、今後の目標を掲げた。
夏のビッグマッチを前に「やっぱりフジロックに負けてられないですよ(笑)」と意気込んだ。
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