【Krush】廣野vs松倉でピケオーへの挑戦権を争う
9月30日(金)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.69』の記者会見が、8月2日(火)都内で行われ追加対戦カードが発表された。
Krush -70kg王者ジョーダン・ピケオー(オランダ)への挑戦権を懸け、廣野祐(NPO JEFA)vs松倉信太郎(TRY HARD GYM)の次期挑戦者決定戦が決まった。
廣野はJ-NETWORKスーパーウェルター級&ミドル級王座の2階級制覇に成功し、24勝(6KO)11敗1分の戦績をもつ31歳。前回7月大会では秋元和也をKOで仕留めている。
対する松倉はK-1甲子園2009 -70kg級で優勝して注目を集め、Krush YOUTH GP 2012 -70kg級も制覇。-70kg級の日本人ホープとして期待されたが、ここぞというところで負けを喫し、タイトルマッチまで辿り着いたことがない。しかし、中国で2戦を経験して前回はKO勝ちを収めており、再び上昇気流に乗っている。
廣野は「勢いのある若手という印象。強いけれど前回以上の内容で圧倒して勝てるように自分を追い込む」と挨拶。松倉は「自分はデビューしてからKrushに出ていて、ほかの選手はいろいろ出て違う団体のベルトを持っているけれど、俺は一途にKrushを思い続けてきました。女の子で言ったら、初恋の子にアタックし続けているけれど想いが届かない状態。でも、いよいよ近付いてきたので絶対に取りたいと思っています」と、Krush王座への想いを語った。
中国での試合について聞かれると、松倉は「4月に秋元和也選手とやって負けて人生終わりモードに入ったんですが、中国での試合が決まっていたので行ったら中国が合っていた。リラックス出来るようになって、試合を楽しくやれるようになったら調子がよくなりました。今は楽しい。中国の緩い空気が合っていて、いい意味で図太くなれました」と、中国遠征での2試合で生まれ変わったという。
お互いの印象を聞かれると、松倉は「バランスがよくて何でも出来る。サウスポーも出来て器用」と評したが、廣野は「相手も自分も正直、お互いにしょっぱい感じの試合をしている。ほかの70kgの試合が同じ日にあるけれど、挑戦者決定戦でしょっぱい試合をしたら気まずい雰囲気になる。だから、マイナスとマイナスをかけたらプラスになるという感じで俺がプラスになりたいと思います」と、試合内容を心配する。
廣野は相手の光を消して勝つタイプと言われ、廣野自身もそういうスタイルを目指しているという。松倉は「自分は最近、光ってないので消すものがないという説もある」と自虐コメントをしながらも、「大丈夫です。今は楽しくて調子がいいし、練習では強いっぽいのでそれが出せればいい試合が出来ます」とした。
また、王者ピケオーの印象を聞かれると、廣野は「強い、身体能力が高い、バネがあってテクニックもある。でも絶対に勝てないとは思わないし、むしろ勝てるのは俺しかいないと思っている」と強気のコメント。松倉は「俺もたいしたことないが、強い印象はない。むしろ廣野選手の方がやりにくいと思っている。ピケオーとやりたいのでまずは廣野選手に勝たないといけない」と、やはり自虐を混ぜながら語った。
<対戦決定カード>
▼Krush -70kg次期挑戦者決定戦 3分3R延長1R
廣野 祐(NPO JEFA/元J-NETWORKスーパーウェルター級&ミドル級王者)
vs
松倉信太郎(TRY HARD GYM/Krush YOUTH GP 2012 -70kg級優勝)
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