【K-1】山崎秀晃が絶対王者超えに自信「今度こそゲーオ最強の図式を壊す」
9月19日(月・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント~』に出場する山崎秀晃(K-1ジム・チームドラゴン)が、9日(金)都内の所属ジムにて公開練習を行った。山崎はK-1 WORLD GP スーパー・ライト級タイトルマッチで王者ゲーオ・ウィラサクレック(タイ)に挑む。
ゲーオ対策として、タイで1カ月間のムエタイ修行を敢行した山崎。その狙いは「ムエタイを肌で感じること」であったが、「いろいろなタイ人選手と手合わせすることで、ムエタイ選手のタイミングやポジション取りに対して、自分がどういう動きをしないといけないかが学べたと思います。あと、相手が嫌がる技とかもいろいろ発見出来ました」と成果を口にする。
また、「相手のパンチや蹴りから、良いと思うところは吸収して、自分のスタイルと上手く融合させました」とも話し、ゲーオ戦に向け着実に進化を遂げたようだ。
そんな山崎は、この日の公開練習でシャドーボクシングに続き、蹴りのみのミット打ちを披露。ミットを持つトレーナーを何度も後ずさりさせるほどの威力でミドルキックとヒザ蹴りを叩き込み、タイ修行の成果をうかがわせた。
仕上がりについては、「毎試合ごとに、過去最高を更新しています。正直、これまでで一番強い状態になってますね」と絶好調をアピール。「変な気負いも無いし、怖さは全く無い。気持ちの半分はワクワクという感じですね」と試合が待ち遠しい様子を見せた。
8月に行われた調印式では、ゲーオが山崎のタイ修行について「気にならないし、逆に戦いやすくなった」と発言したが、山崎は「特に気に留めていないです。ただ、ゲーオにしてはめずらしく研究しているとか、弱点はもう分かっているとか、コネクションを使って情報を入手したとか、いろいろ言っていて、まあまあヤル気になってくれてるんだなという印象を持ちました」と、ゲーオなりの意気込みと捉えているようだ。
2014年に一度、ゲーオと対戦した際は山崎が判定負け。以来、たびたびリベンジを口にしてきたが、今回タイトルマッチという舞台でそれが実現する。「ゲーオに勝つということは、今の自分の格闘技人生で一つクリアーしないといけないところです。ゲーオに勝つことが最優先で、その後でベルトを獲った喜びを仲間と分かち合いたい」と、自らにとってゲーオ戦が持つ意味を話す。
山崎は「ダウンを奪うなりKOするなり、しっかり明確なかたちでゲーオという男に勝って、今度こそ-65kg(スーパー・ライト級)ゲーオ最強という図式を壊してやりたいです」と完全決着による絶対王者超えを狙う。
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