【RIZIN】MMAデビュー戦の木村ミノル、暴れ馬を失神KO予告
9月25日(日)さいたまスーパーアリーナで開催の『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦』にて、MMA(総合格闘技)デビュー戦を迎えるK-1ファイターの木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Fighting Kairos/マイウェイジム)が、11日(日)都内で公開練習を行った。木村は元PRIDEファイターのチャールズ・”クレイジー・ホース”・ベネット(アメリカ)と対戦する。
木村はK-1やKrushで活躍し、21勝(15KO)の戦績を収めるハードパンチャー。昨年1月には現K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(-65kg)王者ゲーオ・ウィラサクレックからダウンを奪い、国内ジム所属選手としては初めてゲーオに黒星を付けた。また、対戦相手への挑発や歯に衣着せぬ言動でも人気を集めている。
MMAデビュー戦に向けて、「今の時点でやれることは全部やってきた」と充実した表情を浮かべる木村。トレーニングの内容については「打撃は今まで培ってきたものがあるので確認程度。あとは寝技の防御などの対策をみっちりやってきました。打撃も距離やタイミングが変わってくるので、MMA仕様に少しアレンジを加えています」と話す。
この日の公開練習ではまず3分間のシャドーボクシングを披露。軽快なフットワークから、狙いすましたようにパンチとヒザ蹴りを放つなど、入念に自身の動きを確認。続いて行われた3分間のミット打ちでは、ZSTウェルター級王者・山田崇太郎が持つミットを持ち前の強打で吹っ飛ばすなど、トレーニングの成果をうかがわせた。
木村が対戦するベネットは”クレイジー・ホース”(暴れ馬)の異名を持ち、PRIDE時代にはその鋭い打撃と破天荒なキャラクターぶりで人気を博したファイター。五味隆典や川尻達也といった強豪との対戦経験があり、前田吉朗にKO勝利した強打を持つ。
木村は「ベネット選手は打撃では僕に絶対負けると思っているので、寝技勝負を仕掛けてくると思います。そこをいかに打撃で相手の自信を失わせて、畳み込めるかが勝負になる」と、やはり自身の拳に勝機を見い出す。オープンフィンガーグローブを装着しての打撃には「100%の威力で拳をぶつけられるようになってます。試合では格闘技史上の歴史に残るようなKOを見せられると思います」と自信満々。
さらに「右のオーバーハンドがテンプルかアゴにかすって失神KOです。パウンドをまとめているところもイメージ出来ています」と、フィニッシュを予想した。
するとここで木村の公開練習の模様をインターネットの生配信で視聴していたベネットから、「特にコメントは何も無い」とのメッセージが。これに対し、木村は「クレイジーホースというくらいだから、そんなもん見ずに試合に来るかと思ったら、しっかり研究してるんですね(笑)。臆病さが出ていますよ。もう彼も歳なので、あまりケガをさせずに帰国させてあげたいですね」と余裕を見せた。
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