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【K-1】山崎完封のゴンナパーが継続参戦に意欲「ムエタイ最強を知らしめる」

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2016/09/20(火)UP

K-1初陣を勝利で飾り、継続参戦の意欲を示したゴンナパー

 9月19日(月・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催された『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント~』の一夜明け会見が、20日(火)都内で行われた。

 スーパー・ライト級(-65㎏)ワンマッチで、山崎秀晃 (K-1ジム・チームドラゴン)に勝利したK-1初参戦のWPMF世界スーパー・ライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が、勝利の喜びを語った。

 当初、K-1 WORLD GP同級王者ゲーオ・ウィラサクレック(タイ)が山崎を挑戦者に迎えて防衛戦を行う予定であったが、ゲーオが「おたふく風邪」にかかりドクターストップとなったため、ゴンナパーは大会わずか2日前に急遽代役として出場が発表された。

山崎秀晃(右)に勝利し、勝ち名乗りを受けるゴンナパー(左)

 試合前には「いつでも試合に出られるように練習しています」と話していたゴンナパー。その言葉通り、試合では準備期間が短いことを感じさせない戦いぶりを見せた。1Rには山崎の左フックで先制のダウンを奪われたが、すぐに強烈な左ローキックからの右フックでダウンを奪い返すと、その後も強烈な左ローを中心とした攻撃でアグレッシブに攻め立て、完勝を収めた。

「率直に勝てて嬉しかった」と笑みを浮かべたゴンナパー。1Rに奪われたダウンについては、「パンチが重くてびっくりしましたが、取り返せると思いました」と話す。さらに、「(山崎の)立ち姿を見ながらローが効いていると思っていましたが、一度転んだときに確信に変わりました」と、得意のローに自信を深めた様子だ。

 今後については「可能であればK-1で試合に出たい。65kgはベストな体重ではないので、62.5kgあたりでやりたいです」と継続参戦に意欲を示した。さらに来年2月に開催されるライト級(-62.5㎏)トーナメントについて、「ぜひ参加したいですね。ムエタイがナンバー1であることを知らしめたい」と意気込んだ。

 山崎に勝利したことで、対日本人14戦13勝(7KO)1敗となったゴンナパー。同日の会見でライト級に階級転向を表明したスーパー・フェザー級トーナメント覇者・卜部功也も、「強い選手が出てきてくれて嬉しい。ぜひ戦ってみたいですね」と、さっそく日本人キラーとの対戦に意欲を示している。

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