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【極真会館】高橋佑汰と上田幹雄が東京五輪出場を目指す=空手

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2016/09/28(水)UP

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今大会の優勝候補である(左から)高橋、鎌田、上田。まだ20代前半の高橋と上田は五輪出場も目標に掲げた

 11月5日(土)6日(日)東京体育館で開催される極真会館『第48回オープントーナメント全日本空手道選手権大会』の記者会見が、9月28日(水)都内にて行われた。

 2020年の東京五輪に空手競技が正式採用されたことを受け、極真会館の次世代エースとして期待されている2014年第31回全日本ウェイト制選手権軽重量級王者・高橋佑汰(23=東京城北支部)と2015年第11回全世界選手権6位・上田幹雄(21=横浜北支部)の両名が東京五輪出場を目指すと宣言した。

高橋は身長181cm、体重94kgでスピードとキレのある技が持ち味

 高橋は「リオ五輪を見ていたら、五輪はやはり知名度がありますし、世界中の人たちの注目を集める場所だと思いました。空手が正式種目に採用されましたし、自分も4年後にオリンピック出場したいとの心構えもあります。今は秋の全日本選手権に全て向けていますが、4年後のオリンピックも目指したい」とコメント。

 上田も「選手としての立場でそういう場所を与えていただいたので、自分もそれ(五輪出場)に出場出来たら、と思っています」と、同じくチャンスがあるなら出場したいと語った。

上田は身長187cm、体重91kg。同じくスピードとキレのある技を持つ

 五輪の空手競技は極真会館が採用しているフルコンタクトルールではなく、ポイント制で先に技を入れると(ダメージを与えるのは反則なので、寸止め、またはコントロールして軽く当てる程度に留める)得点になる全日本空手道連盟が採用しているWKF(世界空手連盟)ルールで行われる。

 全日本空手道連盟・日下修次事務局長に両選手が東京五輪に出場出来る可能性を聞くと、次のような答えが返ってきた。

「極真会館は友好団体ですし、春から講師を派遣して講習会も行っています。指導担当者からは、いい選手がいるとの報告も受けています。重量級(84kg超級)は日本人選手の層が薄いので笹川堯(たかし)会長を始め全日本空手道連盟としても期待しております。出場出来る可能性は十分にあります」

 高橋と上田が今回の全日本選手権以降、東京五輪出場へ向けて具体的な行動を起こすかどうかも注目される。

 また、東京五輪出場に関しては触れなかったが、2014年第31回&2016年第33回全日本ウェイト制選手権重量級王者・鎌田翔平(東京城西支部)は「登坂絵莉(リオ五輪女子レスリング48kg級金メダル)選手と田知本愛(リオ五輪女子柔道70kg級金メダル)選手は同じ地元(富山県)出身なので刺激になりました。自分も今度の全日本選手権で優勝したいと思います」と、金メダリストから刺激を受けたと語っている。

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