【パンクラス】元UFCファイターと対戦の北岡悟「勝ちたいだけ」
10月2日(日)東京・ディファ有明にて開催される『PANCRASE 281』の公開練習が、9月30日(金)アメリカンダイニング&スポーツバー「フーターズ」渋谷店で行われた。
フーターズを日本国内で運営する株式会社エッチジェーとパンクラスが業務提携を結んだことに伴う特別企画として行われている今回の公開練習。大会出場選手は、店舗内に特設されたケージリング(金網で囲まれたリング)で練習を披露する。
この日に登場したのは、元UFCファイターのレオナルド・マフラ(ブラジル/KINGS MMA)と対戦するDEEPライト級王者・北岡悟(パンクラスイズム横浜/ロータス世田谷)。シャドーボクシングやスパーリングなどをこなし、順調な仕上がりをアピール。北岡がタックルからスパーリングパートナーを抱え上げると、その迫力に店内で飲食を楽しむ女性客からどよめきが起こった。
独特な雰囲気の中で行われた公開練習であったが、北岡は「長くやっていれば色々なことを経験しますし、海外ではよくありますよね」と平常心。コンディションについても、「今の時点では悪くもないし絶好調でもない。試合までにもっと良くなります」と話す。
北岡が対戦するマフラは2012年から2015年にかけてUFCに参戦しており、13勝3敗の戦績はUFC以外では無敗。ヴァンダレイ・シウバやマウリシオ・ショーグンを輩出した名門シュートボクセ・アカデミーで磨いた打撃を武器としている。
そんなマフラに対する印象を尋ねられると、北岡は「相手の印象を語るのはあまり好きではないです。すごく簡単に言ってしまうと、打撃の選手ということになりますが、この競技にはさまざまな局面があるので、この印象だけで片付けてしまうのは相手に失礼」と持論を展開した。
北岡はこれまでにパンクラスのタイトルマッチを3度経験しているが、いずれも敗れている。今回の一戦に勝利し、前回大会の『PANCRASE 280』でライト級新王者となった久米鷹介(ALIVE)に挑戦することも期待される。
しかし、「今の気持ちを率直に言うと、どうでも良いですね」と北岡。「パンクラスのベルトは巻きたいので意識していない訳ではないですが、10月2日の試合があるのにそういうことを考えてしまうと、相手にも自分にも失礼になる。あとのことはあとで考えます」と話し、「この試合に勝ちたいだけです。それが結果として強いと言われることにつながる」と目の前の一戦で結果を出すことに集中する。
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