【Krush】王者・渡部と”男の勝負”へ、塚越仁志「きっちり片をつける」
10月15日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.70』で、Krush -67kg王者・渡部太基(Golden Globe)に挑戦する塚越仁志(K-1ジム・シルバーウルフ)が、5日(水)都内の所属ジムにて公開練習を行った。
塚越は1度、昨年11月にKrush -67kg次期挑戦者決定戦で渡部と対戦。判定負けを喫して王座挑戦権を逃した。勝った渡部は今年1月に牧平圭太を破り、王座奪取に成功。一方の塚越は6月に再び次期挑戦者決定戦を迎え、平山迅をKOで撃破。王者・渡部への挑戦権とリベンジのチャンスを手にした。
この日の公開練習では2分1Rのミット打ちを披露。長いリーチから鋭いミドルキック、ヒザ蹴り、パンチを打ち込んで見せた。
試合まで2週間を切り、「この時期なので疲労はたまっていますが、きちんと練習が出来ている証拠だと思います」と自身の仕上がりに好感触をつかんでいる塚越。トレーニングについては、「やることは変わってはいないです。今までやってきたことをそのまま続けて、積み上げている感じですね。それが(自分の)テーマでもあります」という。
昨年11月の渡部戦では先制のダウンを奪いながらも、2度のダウンを喫し逆転を許した。塚越は「どこか自分の中で崩れてしまった部分があり、それがこの結果につながっているのかなと思います」と振り返る。しかし、6月の挑戦者決定戦では1Rに平山からダウンを奪われながらも、2Rに逆転のKO勝ちという内容。「(試合を通じて)テーマとしている『動じない、ブレない、焦らない』が最後まで変わらず出来た結果だと思います」と成長を口にした。
3日(月)に行われた渡部の公開練習とインタビューの映像をチェックしたという塚越は、「思っていることは同じですね。(お互いに)強いということはもちろん分かっているし、かといってまったく穴がないわけでもない。とにかく気持ちが強いという印象は変わらないですね」と話す。
また、渡部が「ベルトを守ることより、とにかくガンガン攻めて目の前の相手を倒す」と語っていたことに触れ、「自分的には嬉しかったですね。本当に”男の勝負”という感じですね。それに勝った結果としてベルトを巻くというイメージです」と火が点いたようだ。
タイトル挑戦は初めてとなる塚越だが、「10年間やってきて、やっとここまで来れました。本当にすべてを懸けるという感じです。どうなってもいいです。とにかく獲ります」と全身全霊の勝負を挑む覚悟だ。
試合に向けて「去年の11月に負けてから1年近く悔しい思いをしてました。ベルトを獲ることももちろんですが、渡部選手にきっちりリベンジして、男の戦いにきっちり片をつけたい」と意気込みを語っている。
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