【UFC】堀口「ビックリ仰天」、10月マニラ大会が中止
10月15日(土・現地時間)フィリピン・マニラのモールオブアジアアリーナにて開催が予定されていた『UFC FIGHT NIGHT 97』について、UFCは6日(木・同)開催日程を変更すると発表した。
同大会ではメインイベントとして、元UFCウェルター級&ライト級王者B.J.ペン(アメリカ)がフェザー級4位リカルド・ラマス(アメリカ)を相手に約2年8カ月ぶりとなる復帰戦に臨む予定であった。しかし、大会まであと10日と迫った5日(水・同)、ペンが負傷により欠場することに。メインカード消滅に伴い、UFCは開催日程の再調整を決めたようだ。
なお、UFCの発表によると、この大会に出場を予定していた選手たちは順次、この先のUFC大会に対戦カードが組み込まれ、さらに対戦日程の変更に伴う補償を受け取ることになった。また、チケットを購入済みのファンには購入場所にて代金が返金される。
新たなマニラ大会の開催日程については年内の大会スケジュールが既に決まっているため、今後改めて検討するとしている。
ペンは「トレーニングで肋骨を負傷してしまった。俺の試合を見に来るのを楽しみにしてくれていたマニラのファンには申し訳なく思っている。すぐにまたオクタゴン(UFCで使用されている八角形の金網状リング)に戻れるよう願っている」とUFCを通じて謝罪のコメントを伝えた。
なお、今大会には日本人3選手が出場を予定していたが、今回の大会中止に関してそれぞれが自身のSNS上でメッセージを投稿している。UFCフライ級3位・堀口恭司(アメリカン・トップチーム)は「ここにきてビックリ仰天ニュース」、元DEEPライト級王者・廣田瑞人(CAVE)は「ど深夜に起こされ、フィリピン大会中止!!嘘だろ!!怒りで目が冴えた!!ちくしょー!!なんて日だ!!」と綴った。
何より不運なのは粕谷優介(かずや・ゆうすけ/秋本道場Jungle Junction)。当初は9月10日(土・同)アメリカ・オハイオ州で開催の『UFC 203』に出場を予定していたが、対戦相手のビザ申請が承認されなかったため、試合が今大会に延期されていた。
2カ月連続での試合中止に見舞われた粕谷は「言葉になりません。気力が出ません。声も出ません」と吐露。さらに2度目の投稿で「どうしたの?とかしばらく聞かないで下さい。とにかく、クソッタレという事です」と悔しい気持ちを言葉にしている。
PHOTOS=Zuffa, LLC (c) / GettyImages (c)
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