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【イノベーション】町田光が負けられない理由

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2016/10/08(土)UP

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WPMF世界スーパーフェザー級王座の初防衛戦に臨む町田(左)。挑戦者は元ラジャダムナンスタジアム認定フライ級王者マープラローンと強敵だ

 10月9日(日)岡山・倉敷山陽ハイツ体育館にて開催される『Japan Kickboxing Innovation 認定 第3回岡山ジム主催興行』で、WPMF世界スーパーフェザー級タイトルの初防衛戦を行う王者・町田光(橋本道場)のコメントが主催者を通じて届いた。

「ここは絶対に守りたい、いや、守ります」と防衛を誓う町田。挑戦者は元ラジャダムナンスタジアム認定フライ級王者マープラローン・ソー・ブンヨンヨット(タイ)だが、「そのレベルのタイ人に弱い選手などいないことはよく分かっていますが、相手の問題ではなく、自分の理想の動きに近づければ、必ず勝てると信じています」という。

 その理想の動きとは、「下がりながらサバくなどではなく、ブロッキングを駆使して常にプレッシャーをかけて前に出続けて積極的に攻撃を仕掛ける」と説明。「自分の流れを作ることが出来ていれば、自然とKO勝ち、またはそれに準ずる結果になるでしょう」と強気な発言をする。

 町田と言えば、多くの人に自分を知ってもらえるためのプロモーションビデオ(日本語、英語、中国語の3カ国後バージョン)を製作するためにインターネットでクラウドファウンディングを呼びかけ、4日間で目標額(500,000円=実際に集まった支援総額は774,000円)を達成したことが話題になった。

「金額以上に出資していただいた80名の方々がご協力してくださったことが感動的でした。それでもまだまだこれからです。アルバイトだって辞められたわけではありませんし、ここで虎の子の世界チャンピオンベルトを失うことは出来ません」と出資してくれた人たちのためにも勝ちたいと決意。

 町田は「僕は来年、30歳の誕生日、7月23日までにキックボクシング一本で生活出来るようにならなければ引退します」と宣言しており、「30歳で引退しないためにも海外遠征も視野に含めてもっともっと大きくならないといけないし、絶対にやりたい選手もいます。だからこそ、ここで躓いていられない」と負けられない理由を語る。

 その絶対にやりたい相手とは、国内キックボクシング界の頂点に立つWBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者の梅野源治。町田の人生を懸けた戦いがここから始まる。

 なお、対戦するマープラローンは「全く問題ないよ。あとはレフェリーとジャッジが公平であれば大丈夫。日本での試合が凄く楽しみです。日本でチャンピオンベルトを巻けるんですから」とコメントしている。

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