【UFC】大会中止の堀口、11月大会で仕切り直し
11月19日(土・現地時間)北アイルランド・ベルファストのSSEアリーナにて開催される『UFC FIGHT NIGHT 99』の追加対戦カードとして、UFCフライ級4位・堀口恭司(アメリカン・トップチーム)vs同級8位アリ・バガウティノフ(ロシア)が決まったことを、米メディアが報じている。
両選手は当初、10月15日のフィリピン大会で対戦することになっていた。しかし、同大会が中止となったため、対戦カードが今回の北アイルランド大会にスライドされるようだ。
2013年からUFCに参戦している堀口は今大会でUFC第8戦目を迎える。空手仕込みの強烈な打撃を武器にデビューから4連勝を飾ると、昨年4月にはUFCフライ級王者デメトリアス・ジョンソンに挑戦したが、最終ラウンド残り1秒のところで一本負け。日本人初のUFC世界王座奪取はならなかった。
その後、昨年9月の再起戦で勝利を上げ、今年1月にはKRAZY BEEから名門アメリカン・トップチームに移籍。5月のニール・シーリー戦で判定勝ちを収め、アメリカを本拠地にしてから初となる試合を白星で飾っている。現在UFCでの通算戦績は7戦6勝1敗と、ジョンソン戦以外では無敗を維持。
対するバガウティノフはレスリングとサンボをバックボーンとするファイター。2013年9月にUFC初参戦を果たし3連勝を飾ると、堀口より一足先の2014年6月に王者ジョンソンに挑戦。フルラウンドを戦い抜くも判定で敗れ、王座獲得に失敗した。
また、この試合後に禁止薬物の陽性反応が検出されたため、1年間の出場停止処分を受けていたが、昨年10月に復帰。同級1位ジョセフ・べナビデスに判定負けを喫して復帰第1戦は落としたが、続く今年6月のジアン・エレーラ戦で勝利し、復活の狼煙を上げている。
大会中止から仕切り直しとなる一戦。堀口はバガウティノフを下し、再びタイトル挑戦に近づくことが出来るか。
なお、今大会には石原“夜叉坊”暉仁(いしはら・やしゃぼう・てると/Team Alphamale Japan)も参戦。アルテム・ロボフ(ロシア)との対戦が決まっている。
PHOTOS=Zuffa, LLC (c) /GettyImages (c)
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