【レベルス】梅野が王座奪取後初の会見「現地での防衛、ルンピニー王座が目標」
10月23日(日)東京・ディファ有明にて開催された『REBELS.46』で、ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王座を奪取した梅野源治(PHOENIX)が、29日(土)都内にて記者会見を行った。
ムエタイの2大殿堂のひとつであるラジャダムナンスタジアムの王座に就いたのは、ムエタイ500年の歴史の中でタイ人以外の外国人王者は7人目、日本人では6人目の快挙。日本人ライト級王者は、世界で初めてタイ人以外の同スタジアム王者となった藤原敏男以来2人目(1978年)となる。
「ヨードレックペットの一発一発がパンチでもローでもミドルでも重く、特に3Rから攻撃の質が変わった。圧力が凄くて、今まで自分から下がったことはあっても下がらされたのは初めてです」と、前王者ヨードレックペットの強さを振り返る梅野。
試合後は鼻の骨折と腕の脱臼の疑い、歩けなくなったほどの足のダメージで担がれて病院へ運ばれたほどだったが、医者が驚く回復力でこの日は元気な姿を見せた。鼻は骨折していたが、腕と足の骨折はなかったという。
「ローは効いていないというより、もらってないです。実は、左ヒザを9月のWBCムエタイ世界タイトル戦の時に痛めてしまい、試合前は1度もヒザ蹴りが練習で出来ませんでした。それで2Rの最初に相手のローをカットした時、左ヒザがおかしくなったんです。そこからローをカットするたびに足が流れたので、効いているように見えたかもしれません」と、最初から手負いの状態だったという。
腕が脱臼したかと思ったほどの相手のミドルキックだったが、「腕で受けていたらおかしくなると思った。だから用心してもらわないようにしていました。でも、僕のミドルも何回か当たっていて相手の腕にダメージを与えられたと思います。パンチの威力が弱まったし、手数も減りましたからね。それと嫌がる素振りも見せていたので僕のミドルも効いていたと思う」と、自分のミドルも効いていたのでは、と推測。
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