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【K-1】初の中国人王者へ、ユン・チーが神戸をKO予告

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2016/11/01(火)UP

気迫の表情でミット打ちを行うユン・チー

 11月3日(木・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催の『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~初代フェザー級王座決定トーナメント~』に出場するユン・チー(中国)が、1日(火)都内で公開練習を行った。

 トーナメント1回戦で神戸翔太(POWER OF DREAM/TEAM AK)と対戦するチー。2014年に中国の人気格闘技イベント『武林風』でキックボクシング-60kg新人王に輝いた実力の持ち主だ。

得意のヒザ蹴りも披露したチー

 6月のK-1デビュー戦では、第3代RISEスーパーフェザー級王者・小宮山工介からパンチでダウンを奪って判定勝利。さらに、7月には『武林風』でロシア人選手をヒザ蹴りKO、8月には『GLORY OF HEROES』でウクライナ人選手を左フックKOと、2試合連続のKO勝利中で波に乗る。

 この日の公開練習では2分間のミット打ちを披露。軽快な動きから得意のパンチとヒザ蹴りをミットに叩き込み、好調ぶりを見せつけた。

 初戦の相手である神戸については「しっかりチェックしてきましたが、とてもレベルの高い選手だと思う」と評しながらも、「ただし、私の方がもっと強くてレベルが高い。KOする自信があります。試合は早く決着がつくことになるでしょう」とKO勝利を予告する。

 自信満々のチーだが、戦いたい選手を尋ねられると「武尊」と即答。「彼はK-1で王座を獲得しているし、世界的にも有名な選手だと思います。そんな強い選手を倒して、自分はチャンピオンになりたい」とその理由を説明する。

 さらにK-1のベルトに懸ける思いを口にするチー。「K-1という世界的に大きな舞台で活躍して、そのベルトを中国に持ち帰りたい。そして何より、所属ジムの大東翔クラブに、初めて日本のベルトを飾る選手になりたいと強く願っています」と言葉に熱がこもる。

「私の名前であるユン・チーは中国語で『運気が良い』という意味です。自分でもラッキーボーイだと思っています。自分の強い運を信じて戦いたい」と、運をも味方につけてトーナメント制覇を狙う。
 

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