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【K-1】神戸翔太、テーマは完全燃焼「必死にやれば俺は強い」

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2016/10/12(水)UP

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ミット打ちで好調をアピールした神戸(右)

 11月3日(木・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催の『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~初代フェザー級王座決定トーナメント~』に出場する神戸翔太(POWER OF DREAM/TEAM AK)が、12日(水)都内で公開練習を行った。

 シャドーボクシング後の2分1Rのミット打ちでは、所属ジムの古川誠一会長が持つミットにパンチとキックの連打を打ち込み好調をアピールした神戸。

 優勝するために1日3試合を戦わなければならない過酷なワンデートーナメントを前に、神戸は「1日3回に分けて練習していて、3試合を想定したトレーニングをしている」という。以前と比べて練習量が違うことから「練習が辛いので早く試合がしたい(苦笑)。試合当日は最高のコンディションでリングに上がれると思う」と仕上がりに自信を見せる。

 1回戦で対戦するユン・チー(中国)は2014年に中国の人気格闘技イベント「武林風」でキックの-60kg新人王に輝いた実力の持ち主で、6月のK-1初参戦時には第3代RISEスーパーフェザー級王者・小宮山工介からパンチでダウンを奪った末に判定勝利を収めている。

 チーについて神戸は「ボクシングスタイルの選手でやりやすい相手」といい、「ボディが弱そうなので自分の得意なボディブローが当たりそう」とニヤリ。

 一回戦を突破すれば2014年3月に敗れている武尊と準決勝で対戦する可能性もあるが、「リベンジを目的に自分は出ていない。(リベンジさせろとかそういう発言する選手は)ダサい。ガキ丸出し」と独自の価値観を持っている。

 今回のトーナメントに向けては“完全燃焼”をテーマに掲げており、「今までは勝てばいいやという感覚で出ていて、自分の力を出し切れずに終わった試合が多く、凄く悔いが残っていた。必死にやれば俺は強いと思うし、一晩で人生が変わるのはプロスポーツしかないし、K-1はそういう夢のあるプロスポーツ。自分も夢を掴み取りたい」と並々ならぬ意気込みを語った。

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