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【KNOCK OUT】宮元啓介と小笠原瑛作が舌戦で火花散らす

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2016/11/04(金)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

宮元(右)が「スピードだけ」と言えば、小笠原(左)は「KOする」と舌戦を繰り広げた

 12月5日(月)東京・TDCホールにて開催のブシロードが手がける新キックボクシングイベント『KNOCK OUT Vol.0』の記者会見が、11月4日(金)都内で行われた。

 11月1日に対戦が発表されたWPMF世界スーパーバンタム級王者・宮元啓介(橋本道場)とREBELS 52.5kg級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)が会見に出席。早くも火花を散らした。

 口火を切ったのは宮元。小笠原の印象を聞かれ、「見た感じはスピードがある。でもスピードだけだと思うので、それさえ気をつければ大丈夫」と言い放つ。

 すると小笠原は「粘り強い選手という印象。でも映像を見てないのでこれから見ます。僕はスピードだけでなく、パワーもテクニックも増している。今回もKOで勝ちたいと思います」とKO宣言。

 それを受けて宮元は「僕は打たれ強いと思っているし、自信もある。全然気にしない。大丈夫」と、小笠原のKO宣言を一笑に付す。

 宮元と言えば執拗なボディ責めを得意とする選手であり、小笠原は7月の村越優汰戦でボディを攻められてKO負けを喫している。それについて聞かれると「確かに前回は腹で倒されたので狙ってくると思うが、腹に対しての練習は積んでいる。その心配はない」とけん制した。

 宮元は、「小笠原選手とはいつかやると思っていました。工藤選手(当初、宮元との対戦が決まっていたが小笠原にKO負けして変更となった)をKOしたので自分も対戦が楽しみです。今回はヒジ、ヒザありなのでそれもしっかり使って試合を盛り上げて僕が勝つ」と意気込む。

 小笠原は、「前回KOで勝ってKNOCK OUT旗揚げ戦に出たいと宣言して、実現したのはチャンスだと思う。このチャンスをものにしてKNOCK OUTを盛り上げられたらと思います。僕は元々ムエタイの先生に教わっているので、ヒジもヒザも全て使う。僕のスピードとテクニックを見てください」とアピールした。

 また、今大会にはISKAオリエンタルルール世界バンタム級&RISEバンタム級王者・那須川天心(TARGET)も出場するが、この試合は那須川への挑戦権争奪戦という見方もされている。

 一度敗れている宮元は「勝ち続ければ再戦のチャンスが来ると思う。その時に勝って、自分が主役になれればいい」とリベンジの機会を狙い、小笠原は「55kgのトップは天心ですが、まずは目の前の相手を倒すことが先。最終的には天心とやりたいと思っています」と勝ち続けて那須川戦へ辿り着きたいと語った。

●編集部オススメ記事
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