【DEEP】横田が王座返上、今成vs長倉で王者決定戦
12月17日(土)東京・ディファ有明にて開催される『DEEP CAGE IMPACT 2016~DEEP VS WSOF-GC~』の追加対戦カードが発表された。DEEPフェザー級(65.8kg以下)王者決定戦として、今成正和(Team-ROKEN)vs長倉立尚(吉田道場)が決定した。
2012年からDEEPフェザー級の絶対王者に君臨していた横田一則が、現在参戦中のONE FCでの試合に専念すべく王座を返上。空位となった王座を今成と長倉が争うことになった。
今成は2005年に初代DEEPフェザー級、2008年に同バンタム級王座を獲得し、二階級制覇を達成した実績の持ち主。”足関十段”の異名通り、足関節技を中心とした関節技・絞め技を極めて勝つことにこだわり、今年40歳を迎えた今も極めの強さでは他の追随を許さない。
今年4月にはパンクラス・フェザー級王座に就いたこともある元UFCファイターのナム・ファンを、伝家の宝刀ヒールホールドにより1Rわずか35秒で撃破。8月に韓国の新鋭ビョン・ジェウンに敗れたものの、10月の再起戦で再びヒールホールドにより新里佳彦を1Rわずか32秒で下している。
対する長倉はDEEPフェザー級きっての強打者。DEEP初参戦から5試合連続で初回TKO勝ちを収め、2011年にはフェザー級タイトルに挑戦するなど活躍。松本晃市郎、チェ・ドゥホらと壮絶な殴り合いを繰り広げ、会場を沸かせてきた。
また、昨年7月には『ROAD TO UFC JAPANトーナメント』の出場者にも選出。今年4月には同じく同トーナメント出場者に選ばれた上迫博仁と対戦し、ここでも壮絶な殴り合いを繰り広げた末に判定勝利を収めている。
寝技師とハードパンチャーによって争われる王者決定戦。2008年5月に三島☆ド根性ノ助に王座を奪われた今成が、約8年8カ月ぶりに王者に返り咲くのか。それとも一度タイトル獲得のチャンスを逃している長倉が初の栄冠をつかみ取るのか。
なお、王座を返上した横田は主催者を通じて、「国内フェザー級で敵無しの自分ですが、今年5月のONE FCでマラット・ガフロフに敗れ本当に悔しい思いをしました。残りわずかの現役生活を考えるとこのまま終われない気持ちが強く、ONE FCで結果を残して最後はDEEPで戦いたいです。わがままですが、一旦このベルトを返上して集中したいと思います。ご理解ください」とコメントを寄せている。
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<追加対戦カード>
▼DEEPフェザー級(65.8kg以下)王者決定戦 5分3R
今成正和(Team-ROKEN/初代DEEPフェザー級&バンタム級王者)
vs
長倉立尚(吉田道場)
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