【レベルス】日菜太、郷野を酷評「面白くない」
11月30日(水)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.47』で、MMA(総合格闘技)ファイターの郷野聡寛(Benkei MMA System)を迎え撃つ初代REBELS70kg級王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)のコメントが主催者を通じて届いた。
10月21日(土)に行われた記者会見では両者が挑発し合ったが、日菜太は「もっと盛り上がってくれれば良かったと思ったけれど、郷野選手が乗ってこなくて、ちょっとあれっという感じでした。それがちょっと残念でした」と、郷野の対応に不満だった様子。
MMAだけでなくキックボクシングでもコンスタントに試合を行っている郷野については、「中国でどのくらいのレベルの選手とやっているのか分からないですが、アウェイの地で行われたトーナメントで優勝するというのは大したものですよ」と、2015年英雄伝説アジア72kg王座決定トーナメント優勝の実績を評価する。
しかし、「ウェイトに関してヤバいという話じゃないですか(過去に4度計量オーバー)。僕は対戦相手がムチャクチャ重い体重で計量会場に現れたり、契約体重が直前に変更になったことが計3回もある。それはすごくイヤな思いとして残っているんですよ」と、郷野の計量オーバーを危惧する。
さらに、郷野の試合映像を見たと言うが「あまりにも面白くなくて途中で観るのを辞めてしまいました。国内のでは山本優弥さんとの一戦(2011年4月30日)を見たけれど、ベチベチやっている間に試合が終わった感じでした」と酷評。
郷野はボクシング仕込みのディフェンス能力をウリとしているが、「蹴りがあってあれができるかどうか疑問ですね。僕の左ミドルに対してああいう避け方ができるのかな? 蹴りに対して頭をくぐって避けるとか結構危険だと思うんですよね」と否定的。
戦い方については「最近はボクシングで戦っても自信があるので、全然打ち合っても勝てるんじゃないかと思っています。パンチだけで勝負してもいい。それくらいできないと、(自分より)上の連中には勝てないのかなって最近思うんですよね。ただ、秒殺してもアレなので、3Rしっかりかけてもう郷野選手に勝負を諦めさせるような終わり方をしたい。でも、判定勝ちだけは絶対に避けたい」と、ジワジワと追い詰めるような試合がしたいという。
それは、「今回はちょっと色気を出してみようかなと思っています。イメージは昨年大晦日の宮田和幸戦です。あれくらい蹴りまくったらお客さんも面白いでしょう」と蹴りまくる戦い方のようだ。
郷野に対して辛らつな言葉を連発した日菜太だが、最後には「郷野選手もPRIDE武士道に出ていたじゃないですか。お互い地上波に映っていた格闘技イベントに参戦していた者として、ファンや新世代に何か伝えられるものがあると思うんですよね」と、ベテランとしてメッセージを発信したいと語った。
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