【UFC】王座返り咲きのアルド「こうなると分かっていた」
11月26日(土・現地時間)に発表されたコナー・マクレガー(アイルランド)のフェザー級王座返上に伴い、同級暫定王者から正規王者へと昇格を果たしたジョゼ・アルド(ブラジル)のコメントが、UFCの公式ホームページに掲載された。
「こうなることは分かっていた。いつだって俺がチャンピオンだ。あの試合はマクレガーがまぐれで勝ったんだ」(アルド)
アルドは昨年12月のUFCフェザー級王座統一戦で、当時、同級暫定王者であったマクレガーにわずか13秒でKO負けを喫して正規王座を失った。その後、リベンジに燃えるアルドであったが、マクレガーが一向にフェザー級王座の防衛戦を行う気配がなかったことから、マクレガーとUFCに対して不満を示すようになった。
それでも、アルドは7月の『UFC 200』でフランキー・エドガーとフェザー級暫定タイトルマッチを戦い、完勝で暫定王座を獲得。マクレガーへの雪辱の機会を待った。
しかし、当のマクレガーはフェザー級のベルトを保持したままライト級王座に挑戦することに。UFCのデイナ・ホワイト代表が「2本のベルトを同時に持つことは出来ない」と発言していたにもかかわらず、マクレガーが2階級同時制覇に挑むことが決まり、アルドは「UFCはコナーに乗っ取られている」と批判。「俺が2階級同時制覇に挑戦したいと伝えた時には、UFCは先にベルトを返上しろと言ってきた」と怒りを露にし、MMAからの引退まで示唆していた。
今回、マクレガーのフェザー級王座返上というかたちで決着。約1年ぶりに晴れて正規王座に返り咲いたアルドは、「再戦すれば俺が勝つことは分かっている。マクレガーが臆病なのは俺の責任ではない。彼はチャンピオンなんかじゃなかった。この階級(フェザー級)では俺が最強なんだ」と、改めて自分が絶対王者であることを強調した。
PHOTO=NAOKI FUKUDA(c) 、 Zuffa, LLC (c) /GettyImages (c)
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