【K-1】日菜太の初参戦が決定「日本人も外国人もかかって来い」
2017年2月25日(土) 東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~』の記者会見が、12月6日(火)都内で行われた。
これまで新生K-1に出ない選手の総称であった“非K-1”と呼ばれる選手の代表格とも言えるREBELS 70kg級王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)の初参戦が発表された。
日菜太は2005年6月にプロデビューし、白須康仁、龍二、HAYATOらK-1ファイターたちを撃破。RISE -70kg王者として2009年のK-1 WORLD MAXに初参戦すると、いきなり城戸康裕を破って注目を浴びた。その後、マイク・ザンビディスや山本優弥にも勝利を収めたが、K-1は消滅。
RISEでアルトゥール・キシェンコ、BLADEで長島☆自演乙☆雄一郎、現在の主戦場であるレベルスでアンディ・サワー、KUNLUN FIGHTではアルバート・クラウスと元K-1のトップファイターたちを破ってきたが、ついに新生K-1へ参戦することに。
日菜太は「僕がやれることはK-1で僕の強さを証明すること。選手生活も長いですが、最後にK-1のベルトを獲りたいです。僕の人生の中でK-1 MAXで獲れなかった忘れ物だと思っているので、最後に人生を懸けて獲りに行きたい」と挨拶。
参戦決定に至ったのは、日菜太が所属するクロスポイント吉祥寺から打診があり、クロスポイントの山口元気代表とK-1サイドが話し合った結果、合意したという。会見に姿を見せていた山口代表は、「日菜太も選手寿命があと1年くらい。日菜太が納得できる相手を用意するのにはまだ時間がかかるため、本人の希望もあってK-1さんと話をしました」とのこと。
日菜太がK-1出場を希望したのは「キックボクシングをメジャーにするため。こんなに人生を懸けてきたキックボクシングが世間に認められないのは嫌です。日菜太がメジャーにならないとキックはメジャーになれない」と、キックを自分の活躍によってメジャースポーツにしたいからだという。
日菜太は、「日本人の選手は僕がK-1に来たことによって、僕を食べたらおいしい。日菜太が来たぞ、と。日本人は僕とやれるチャンスはなかなかないので、ぜひかかってきて欲しい。外国人選手ならサニー・ダルベック、ジョーダン・ピケオーに興味がある。どれだけ強いんだよ、と。俺とやって勝てるのかと。昨年のK-1 70kgトーナメントを見て、どれだけ強いんだ、俺の方が強いと思った部分があった。来年、口ではなく戦って証明したいと思っています」と、現K-1ファイターたちに宣戦布告。
日本人選手の中で具体的に戦いたい相手はいるかとの質問には、「あまりいない。ツイッターで日菜太と誰が戦ったら面白いか募集したら城戸(康裕)って多く出てきましたが、何回やっても負ける気はしないのでいつでもお待ちしております」と余裕の表情。
そして、「新しいK-1のファンは僕のことを知らない人ばかりだと思うので、日菜太と言えば左ミドルですが、僕は引き出しが増えてヒザ蹴りも三日月蹴りも何でも出来るようになった。そこを見て欲しい。来年1年は専属でという契約なので、1年5大会、欠席なしで全大会主役になれるように。今のK-1の主役は武尊君ですね。でも昨日のKNOCK OUTで那須川天心君を見て、負けたくないと思いました。負けないように頑張ります」と、K-1の主役の座を奪うと宣言した。なお、対戦相手は後日発表となる。
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