【UFC】アリスターvsハントの元K-1王者対決が決定
2017年3月4日(土・現地時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナにて開催される『UFC 209』で、UFCヘビー級3位アリスター・オーフレイム(オランダ)vs同7位マーク・ハント(ニュージーランド)の元K-1王者対決が決まった。
アリスターはPRIDEでの活躍を経て、2007年にStrikeforce、2010年にはDREAMとK-1のヘビー級タイトルを獲得。2011年12月からUFCに参戦すると、ブロック・レスナー、フランク・ミア、アンドレイ・アルロフスキーといった王者経験者を破ってきた。しかし今年9月、満を持して現UFCヘビー級王者スティペ・ミオシッチに挑戦するも初回KO負け。今大会が再起戦となる。
対するハントは、2001年にK-1 WORLD GP世界ヘビー級トーナメントを制した剛腕を引っさげ、2004年にPRIDEでMMAデビュー。当初は寝技への対応に苦戦し、黒星を重ねることが多かったが、ヴァンダレイ・シウバやミルコ・クロコップに勝利するなど結果を残す。
その後も着々と進化を遂げ、2010年9月からUFCに参戦。ベン・ロズウェルやロイ・ネルソンといったトップファイターを下し、2014年11月にはUFCヘビー級暫定王座決定戦にまで上り詰めた。直近の試合は今年7月の『UFC 200』のレスナー戦。ハントは判定負けを喫したが、試合後にレスナーから禁止薬物の陽性反応が検出されたため、12月にノーコンテストの裁定が下っている。
そんなアリスターとハントは2008年7月のDREAMで一度対戦しており、その時はオーフレイムがアームロックにより1Rわずか1分11秒で一本勝ちを収め、経験の差を見せつけた。
約8年9カ月の時を経て再戦を迎える両者。30歳でのMMA転向からUFCランカーに上り詰めた42歳のハントが、DREAM時代の借りを返すのか。それとも、キャリアを通じて常にトップクラスの実績を残してきた36歳のアリスターが、返り討ちでタイトル挑戦に再び近づくのか。
●編集部おススメ記事
・ハントが豪快アッパーでネルソンにKO勝ち
・ミオシッチがアリスターを初回KO
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】