【ROAD FC】元パンクラス王者メインが1億円トーナメント参戦
2月11日(土・現地時間)韓国・ソウルのチャンチュン体育館にて開催される『ROAD FC 036』の追加対戦カードが発表された。
同大会で開幕する『100万ドル・ライト級トーナメント ~Road to A-Sol~』の地域予選・韓国ファーストラウンドに、前パンクラス・フェザー級王者アンディ・メイン(アメリカ)が参戦。4月に行われる地域予選・韓国ファイナルラウンド進出を懸けて、キム・チャンヒョン(韓国)と激突する。
メインは2009年にプロデビューした27歳のファイター。ROCやCFFCといった母国アメリカのMMA(総合格闘技)団体を中心に活躍後、2013年7月にパンクラス初参戦。いきなりライト級上位ランカーだったABから勝利を上げた。さらに、フェザー級へ転向して迎えた2014年11月の試合では元修斗世界ライト級王者・田村彰敏にTKO勝ち。2015年10月のフェザー級タイトルマッチで当時の王者ナム・ファンを三角絞めで破り、王座奪取に成功した。
しかし、この試合以降、定められた期限内に防衛戦を行わなかったことなどを理由に、1月11日(水)付けで王座剥奪となっている。MMA通算戦績は15戦11勝2敗1分1ノーコンテスト。
対するチャンヒョンは2004年にプロデビューし、Spirit MCなど地元韓国のMMA団体を始め、HEATやグラチャン、DEEPなど日本のリングでも試合を重ねてきた29歳のファイター。現在の主戦場であるROAD FCには2011年から参戦し、元DEEPライト級王者・中村大介、現パンクラス同級王者・久米鷹介、元修斗環太平洋ウェルター級王者・佐々木信治ら強豪と拳を交えてきた。
これまでに27戦17勝10敗のMMA通算戦績を収めており、勝ち星のうち打撃によるKO勝ちが2回、関節技・絞め技による一本勝ちが12回という数字が示す通り、寝技を武器としている。中でも腕十字による勝利が8回と多く、韓国では腕十字がチャンヒョンの代名詞として定着しているという。
メインが元パンクラス王者の実力を見せつけるのか。それとも、チャンヒョンが必殺の腕十字で一本を奪うのか。
なお、この試合の勝者は4月に行われる地域予選・韓国ファイナルラウンド進出。そこで勝ち残ると、『100万ドル・ライト級トーナメント ~Road to A-Sol~』の本戦出場権が与えられる。同トーナメントの優勝者にはROAD FCライト級王者クォン・アソルへの挑戦権が与えられ、最終的にアソルに勝利すると100万ドル(1.16億円=1月11日現在)の賞金を手にすることになる。
●編集部おススメ記事
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・アンディ・メインvsナム・ファンの試合レポート(2015.10.4)
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