【SEI☆ZA】「カツゾ!」多国籍な武道女子たちが初陣へ気合い
1月19日(木)東京・後楽園ホールにて旗揚げ戦が開催される女子格闘技プロジェクトGIRL’S BUDO ENTERTAINMENT『SEI☆ZA』(セイザ)の記者会見が、18日(水)都内で開かれた。
今大会では世界から集まって日本で共同生活を行い武道を学ぶチームSEI☆ZAと、ギリシャチーム「謎のエーゲ海美猛女軍団」が5対5の対抗戦を行う。いよいよ明日に迫った初試合を前に、チームSEI☆ZAの5選手が会見で意気込みを語った。
会見の冒頭、SEI☆ZA実行委員会の山口日昇代表は「(ギリシャチームは)僕から見ても、非常にビジュアルが良く、美しく、かっこいい5人がそろいました。相手はとても背が高かったり、強そうだったりして、勝敗に関してはチームSEI☆ZAが不利なのではという印象を持ちました」と、まさかのチームSEI☆ZAの不利を予想。
しかし、チームの団長を務める女子プロレスラーの高橋奈七永(SEAdLINNNG)は、「プロレス生活20年で養ってきたものを総動員して、プロレスラーの強さを見せられるように頑張りたいと思います。ベストを尽くします」と闘志を燃やすと、「そしてみんなで…、勝つぞー!」と叫んだ。
唯一の日本人選手としてチームSEI☆ZAに加わった38歳の高橋。今大会では、相手のチームのリーダーでもある49歳の“戦うスーパーママ”マリアンティ・サモウフ(ギリシャ)との年長者対決に臨む。
高橋は「私は38歳なので、チームSEI☆ZAの中では最年長になります。10代や20代のフレッシュな顔ぶれの中で、38歳と49歳の戦いが、どうなるのか。今日の段階ではまだ何とも言えない部分もありますが、長年生きてくると意地も出てきますので、そういう女の意地が出せる対戦相手なのかなと思います」と、年長者ならではの試合を見せたいと話した。
一方、大将戦に出場するチームSEI☆ZAのエース格ユリア・ストリアレンコ(リトアニア)は、試合に向けて「格闘技が全ての私にとって、戦うことはお祭りのようなものです。(ギリシャチームには)遠いところからはるばる、私たちと戦うためにやって来てくれたことに、とても感謝しています。明日は頑張ります」とコメント。最後は高橋と同じように、「カツゾ!」の一言で気合いを見せた。
そんなユリアが対戦するカラ・ディミトロウラ(ギリシャ)は、ユリアと同じく空手とキックボクシングをバックボーンのひとつとする相手。端正な顔立ちから“美人空手家”としても注目を集めている。ユリアは「相手のことはしっかり研究してきたけれど、とても高いスキルを持っていると思う。私にとっては大きな挑戦になるけれど、戦うのが楽しみよ」と意気込んだ。
力強くハキハキとコメントを述べる高橋とユリアに対し、ほんわかモード全開なのがチームSEI☆ZAの柔術美女タバタ・ヒッチ(ブラジル)。当初参戦が決まっていたメンバーの戦線離脱により、昨年12月に新たに加わったメンバーだ。
なぜか笑いが止まらないヒッチは、試合に向けて「ワクワクしているし、全力を尽くしたいと思っているわ」とコメント。しかし、締めの「カツゾ!」の一声が笑いで決まらず、会場からも笑いが起こる。さらに、先鋒戦で対戦するソフィア・カルガ(ギリシャ)を見て、「とても優しそうだし、綺麗だし…。これくらいにしておくわ(笑)」と嬉しそうに話すヒッチに、ギリシャチームの面々も笑顔を見せた。
また、緊張の面持ちで会見に臨んだのはともにネパール出身の20歳ラダ・マナンダーと18歳ラジーナ・ビスタ。ラダは「明日はいよいよ試合ですが、とても興奮しているし、緊張もしているけれど、できる限りの力を出すわ」、ビスタは「試合がとても楽しみ。はるばる日本までやって来てくれたギリシャチームに感謝しているわ」と話し、最後はやはり「カツゾ!」で締めた。
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