【KHAOS】九州を背負った社長ファイターら参戦決定=3・18旗揚げ大会
3月18日(土)東京・新宿FACEにて開催される新たなプロ格闘技イベント『KHAOS.1』の記者会見が、1月23日(月)都内にて開かれた。
昨年11月にK-1とKrushに続く第三のブランドとして発表された「KHAOS」(カオス=混沌・混乱・無秩序)。その旗揚げ戦となる今大会では、-58kgの3試合で「KHAOS ROYAL」(カオス・ロイヤル)と呼ばれる方式を新たな試みとして採用。試合前日の計量後に行われる抽選で、対戦相手や試合順が決められる。
会見では、このKHAOS ROYALの枠で試合に出場する6選手を発表。それぞれが試合に向けた意気込みを語った。
最初にマイクを握ったのは福岡県柳川市出身の真辺龍太(28=ゴリラジム)。K-1やKrushへの参戦経験は無く、6戦4勝(3KO)2敗のキャリアは6人の中で二番目に少ない選手だが、地元で2店舗のジムを経営しながら企業の社長も務めるという個性派。また、4人の子どもの父親でもある。
「6人の選手の中では知名度が一番ないですよね」と訛りの効いた口調で話す真辺。「いろんなものを手にしてきましたが、僕は唯一、格闘技の実績が無くて、ベルトも持っていないんですよ。だから、どうしても手に入れたくて」と、KHAOS参戦に懸ける思いを口にする。
さらに、「九州には強い選手が一杯いるのに、なかなかこっち(東京)で試合ができないと思うんですよ。だから、そうした選手のために僕が突破口として活躍できるように頑張りたいと思います」と、九州を背負って旗揚げ大会に乗り込むと意気込んだ。
一方、挑発的なコメントが際立ったのが芦澤竜誠(21=K-1ジム総本部チームペガサス)。キャリア20戦は6選手の中では最多で、15戦(10KO)4敗1分の戦績を収めている。これまで主戦場としてきたINNOVATION(イノベーション)では昨年4月にフェザー級王座を獲得しており、団体王者の実績を持つのも6選手の中で唯一だ。
「今回の試合が決まってワクワクしていましたが、メンバーを聞いたら全然みんな格下でした」と芦澤。「今、戦いたい強い選手がいて、その選手とやることを考えて練習しています。誰と戦うことになっても問題なくKOできると思います」と、他の5選手は眼中に無いと言わんばかりだ。
試合に向けて、「今まで他団体にいたので、K-1やKrushのファンの皆さんは俺のことを全然知らないと思いますが、今回やばい試合をしてトップ戦線に入っていきます」と話した。
また、2014年12月に当時のKrush-58kg級王者・武尊への挑戦権が懸かった挑戦者決定戦を争った経験もある林京平(22=JTクラブジム)は、「これまでチャンスをたくさん頂いたのに、全部落としてしまっています。今回勝って、どんどん上に上がっていきたいと思います」と、KHAOS参戦を機に再出発を目指す。
そのほか3選手のコメントは以下の通り。
KAZUMU(20=Gwinds)
「まだ無名ですが、この大会で少しでも良い結果を出して、爪跡を残すつもりです」
里見柚己(19=K-1ジムYOKOHAMA TEAM TORNADO)
「この前のKrushでつまらない試合をしてしまいました。今回はしっかりとKOして、K-1のベルトに近づきたいと思います」
翔也(24=KREST)
「第1回大会(の出場選手)に選んでいただき、その期待に応えられるよう、誰が見ても分かる試合をして盛り上げます」
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