【UFC】田中路教が第5戦目に出撃「いつも通り。パウンドで決める」
2月4日(土・現地時間)アメリカ・テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターにて開催される『UFC Fight Night』に出場する元PXCバンタム級王者・田中路教(Team Alpha Male Japan)の試合直前コメントが、UFC公式ホームページに公開された。
田中は2010年に修斗でプロデビュー。2012年からグアムのPXCに参戦し、バンタム級王座を獲得するなど活躍。プロデビューから9連勝の活躍を見せると、2014年6月にUFC初参戦を果たした。現在までのUFC戦績は2勝2敗。前回の試合は昨年9月のハニ・ヤヒーラ戦で、田中が判定負けを喫している。
この敗戦を機に、昨年12月から練習拠点をアメリカに移した田中。昨年12月に引退したユライア・フェイバーが2004年に設立し、現UFCバンタム級王者コーディ・ガーブラントやペイジ・ヴァンザントらが在籍するチーム・アルファメール(Team Alpha Male)で練習に励んでいる。
「ずっとアメリカで練習をやりたいとは思っていたんです。前回の試合の前までは、打撃の向上に力を入れていて、チームメイトの中村(優作)選手に習っていたので、日本で練習をしていました。ただ、前回の試合で負けて、やはりアメリカで、UFCで活躍しているようなトップファイターたちと普段から練習する必要があると感じました」(田中)
対戦相手のリカルド・ラモス(ブラジル)は今大会がUFCデビュー戦。UFCのデイナ・ホワイト代表が自ら次なるファイターを探し求める番組『ルッキングフォー・ア・ファイト』(邦題=デイナ・ホワイトが行く、 戦士を探せ)で選び抜かれた21歳の新鋭だ。これまでに10戦9勝1敗の戦績を収め、勝ち星のうち一本勝ちが6回、KO・TKO勝ちが2回、判定勝ちはわずかに1回と、フィニッシュに長けている印象がある。
田中は「特徴としては手足が長く、1Rで終わらせている試合が多いので、アグレッシブな選手なのではないかと見ています」と相手を分析。番組で発掘するなど、UFCとしては推している感もあるラモスだが、「注目選手なのであれば、その分、この試合の注目度も上がると思うので、僕としてはいいことなんじゃないかと思っています」と意気込む。
戦略については、「僕の戦い方はいつも通り、打撃をやって、テイクダウンを取って、パウンドで決めるというふうに考えています。相手によって戦い方を変えるということはないです」と、いつも通りのファイトスタイルで臨むと話した。
この試合を終えてからもアメリカで練習を続ける予定の田中。来るべきUFC第5戦目に向けて、「僕にしかできない動き、バンタム級随一のスピード感を楽しんでもらえればと思います」と語っている。
●編集部おススメ記事
・田中路教vsハニ・ヤヒーラの試合レポート(2016.9.24)
・田中路教vsジョー・ソトの試合レポート(2016.1.2)
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