【KNOCK OUT】梅野がライト級トーナメント選手を挑発「俺とやれんのか」
2月12日(日)東京・大田区総合体育館に3,200人(満員)の観客を集めて開催された『KNOCK OUT vol.1』の一夜明け会見が、13日(月)都内にて行われた。
メインイベントの第7試合で、ワンマリオ・ゲーオサムリットを大差の判定で破ったラジャダムナンスタジアム認定ライト級&WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者・梅野源治(PHOENIX)が出席。
開口一番「テクニックで完封できた」と試合の感想を語る梅野。「思ったほどガンガン来なかったので無理やりヒジを合わせようとしてバランスが悪くなってしまった。あと、パンチをもらった時に効いてないがバランスを崩してしまって印象が悪かった」と反省点をあげた。
旗揚げ戦に続いて判定勝利になったことについては、「KNOCK OUTという名前なので本来は倒して勝ちたいし、狙ってもいますが、1対1で戦う以上は倒せない時も出てくる。KOする試合が面白いという人たちがほとんどだと思うので、そこは意識して心がけて試合をする」と、KOを狙う姿勢に変わりはないとする。
しかし、「その中でテクニックを見て欲しい。今はKOの方が面白いとされているが、今後もそうとは限らない。見ている人たちもテクニックを覚えていくとそこの楽しみ方が出来るだろうし、両方楽しめると思う。倒す試合とテクニックや駆け引きで魅せる試合の両方を、僕は今ではなく今後を見据えて自分の試合を見せていきたいと思います」と、KOで決まる試合だけが面白い試合ではないと主張。テクニックや駆け引きで戦う面白さを伝える啓蒙活動をしていきたいとした。
2017年のスケジュールを聞かれると、4月にKNOCK OUT、5月はラジャダムナン王座の防衛戦(タイを予定)、6月がKNOCK OUT、7月にはWBCムエタイのダイヤモンドベルト(WBCボクシング部門ではマニー・パッキャオやフロイド・メイウェザー・ジュニアらに与えられた各階級で最高の王者と指定された選手に贈られるベルト)を懸けたタイトルマッチが組まれる予定で、8月もKNOCK OUT、9月は未定で10月もKNOCK OUTと、ほぼ毎月試合が決まっているという。
また、4月1日(土)東京・大田区総合体育館で開催される『KNOCK OUT vol.2』から開幕する初代王座決定トーナメントについては、「僕と戦える価値のある選手がいるかな? どの選手も勝ったり負けたりで俺とやれんのかっていうのがあります。僕が同じ位置に立っているとは思わないので、どんぐりの背比べをしててくれればいい。同じにするなって感じですね」と、どの選手も眼中にないと切り捨てた。
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