【UFC】女王ヨアナのV5防衛戦が決定、挑戦者は危険なパイルドライバー娘
5月13日(土・現地時間)アメリカ・テキサス州ダラスのアメリカン・エアライン・センターにて開催される『UFC 211』で、UFC女子ストロー級タイトルマッチを行うことが発表された。
王者ヨアナ・イェンドジェイチェク(ポーランド)が、同級3位ジェシカ・アンドラージ(ブラジル)の挑戦を受けて、5度目の防衛戦に臨む。
現在29歳のヨアナは、キックボクシングからMMAに転向し、無敗のまま2015年3月に王座を獲得。現在13戦全勝(KO・TKO勝ち4回、一本勝ち1回)で、4度の王座防衛に成功し、常に大激闘を繰り広げる人気の女王だ。
昨年11月に行われた4度目の防衛戦では、同じポーランド人であるUFC女子ストロー級2位カロリーナ・コバルケビッチとの無敗対決を制し、ますます勢いづくこととなった。
対する25歳のアンドラージは、これまでに21戦16勝5敗(KO・TKO勝ち5回、一本勝ち7回)の戦績を収める25歳。2011年9月にプロデビューし、母国ブラジルの大会を中心に活躍後、2013年7月からUFCに参戦した。
当初は女子バンタム級で試合に出場していたが、昨年6月の8戦目からストロー級へと転向。いきなりヨアナの初防衛戦の相手を務めた強豪ジェシカ・ペネにTKO勝ちを収めると、続く9月の試合でも元ISKAムエタイ世界女子フライ級王者ジョアン・コールダウッドに一本勝ち。今年2月にはアンジェラ・ヒルに判定勝ちを収め、階級転向後は3連勝と好調を維持する。
そんなアンドラージは、ポルトガル語でパイルドライバー(相手の頭を自分のヒザの間に挟むようにして持ち上げた状態から逆さまに地面に落とすプロレス技)を意味する“BATE ESTACA”(バチ・エスタカ)の異名を持つ。ブラジリアン柔術を始めて間もなかった頃のアンドラージが、試合で反則のパイルドライバーを決めてしまい失格になったのを友人たちが観て、そう呼び始めたのだという。
ヨアナが5度目の防衛を果たして無敗記録を更新するか。それとも、好調にして危険なパイルドライバー娘アンドラージが、絶対女王に初黒星を付けて王座を奪うか。
PHOTOS:By courtesy of Zuffa LLC / Getty Images
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