【Krush】復帰戦の木村ミノル、狙うは王者・塚越の首
3月3日(金)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.74』の前日計量&記者会見が、2日(木)13:00より都内で行われた。
約2年半ぶりのKrush参戦を果たす木村“フィリップ”ミノル(Team Philip/GSA/WSR)はリミット0.3kgアンダーの66.7kg、対戦相手の西川康平(池袋BLUE DOG GYM/超人クラブ)はリミットちょうどの67.0kgで、それぞれ計量をパス。そろって会見に出席し、試合に向けた意気込みを語った。
木村は昨年9月の『RIZIN』でMMAに初挑戦するも、チャールズ・”クレイジー・ホース”・ベネットに7秒でKO負け。大みそかに再戦が決まっていたが、ベネットがビザのトラブルにより来日できず、試合が消滅してしまった。今回が約9カ月ぶりのキック復帰となる。
「9月の負けからここまで、並々ならぬ強い思いと復活に懸ける絶対的な気持ちがあったので、もう早く試合がしたかったです」と、さっそく試合に懸ける強い気持ちを口にする木村。「今までの俺には考えられないくらいたくさんの経験をしたと思います。それがどう転ぶか、すごく自分でも楽しみですね」と久しぶりの試合が待ち遠しい様子。
今回の試合に向けて、2月25日の『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~』に出場したゴンナパー・ウィラサクレック(タイ)と、ウィラサクレックジムで共にトレーニング。「もう体がまいってますね。ゴンナパーと同じ追い込みでしたが、会長は俺がトーナメントに出ると勘違いしてるんじゃないかっていうくらいのものでした」と苦笑いで振り返る。しかし、「そのおかげで良いコンディションで試合を迎えられるので、良しとしましょう」と手応えは十分のようだ。
さらに、現在のKrush -67kg戦線については、「前回のタイトルマッチ(塚越仁志vsモハン・ドラゴン)は熱い試合でしたが、それだけですね。悪い意味で、熱い試合っていう感じです。ずば抜けた選手がいなくて、どっこいどっこいの選手が試合をしているので、面白くない」とバッサリ。「これに勝って、僕が塚越選手の首を取っても良いかなと思っています」と、次に狙うは塚越が保持するKrush -67kg王座と豪語した。
一方、そんな木村の話しを聞いていた対戦相手の西川は、「木村選手は僕が戦ってきた中で一番力のある選手だと思います。どうやら最高の状態のようなので、倒しがいがありますね」と舌なめずり。「67kgの階級で木村選手に勝てばもう…。この試合がタイトルマッチくらいの気持ちです」とビッグネームが相手とあって、モチベーションは最高潮のようだ。
試合に向けて、「とにかく、1Rから倒すことしか考えていないです。他の選手はそれほど意識していないので、とにかくここで勝って次にまた良い試合を組んでもらいたいと思います」と闘志を燃やした。
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