【RIZIN】川尻達也、相手の“過去の人”発言に「ぶっ飛ばす」
4月16日(日)横浜アリーナにて開催される『RIZIN 2017 in YOKOHAMA』の記者会見が、3月3日(金)都内にて行われ、追加対戦カードが発表された。
昨年、大みそかのRIZINでUFCから日本格闘技界に戻ってきた川尻達也(T-BLOOD)だが、ヒクソン・グレイシーの息子クロンに2Rで一本負け。今回の再起戦では元UFCファイターのアンソニー・バーチャック(アメリカ)と対戦する。
バーチャックは2009年7月にプロデビューし、2013年までに11勝1敗という好成績をあげて2014年にUFC参戦。初戦では敗北を喫したが、次戦では元ベラトール・フェザー級王者ジョー・ソトをパンチでマットに沈めた。2016年7月のUFC4戦目で勝利を収めた後、UFCから離脱。13勝のうち4勝がKO、6勝が関節・絞め技による一本勝ちだ。
川尻は2月10日の記者会見で、「僕が現時点で聞いている相手は、みんながワクワクする相手で僕自身も全てを懸けた戦いになると思う」と語っていたが、今回の会見では「内定していたカードと正直変わってしまいましたが、僕の中では怖気づいて逃げられたと思っているので、去る者追わずで新たにアンソニーと戦う」と、相手が変わってしまったと明かした。
しかし、「僕はデビューして17年、ファイター川尻という物語を自分で作って歩んできていると思う。僕の中では相手はただの脇役。相手が誰であろうと全力でぶっ潰して、ファンと一緒に笑顔で帰路につきたいと思っています。そのためわがままに自由にやりたいように戦って、会場に来ているファン、テレビの前のファンに笑顔になってもらい、桜咲くで合格発表のように笑顔でリングを降りたい」と、モチベーションには全く影響がないという。
アンソニーからは「川尻を退いて俺の名前を世界的に知らしめるのを楽しみしている。彼が最高のファイターであったことは認めている。でも彼はキャリアの終焉を迎えている選手だ。ファイトナイト(その日のベストバウト)級の試合をして最高のパフォーマンスを見せる。自分の新たなチャプターを歩むのを楽しみにしている」と、川尻は“過去の人”というメッセージが読み上げられた。
それを聞いた川尻は、「過去形でしたね(笑)。アンソニーもそうだけけれど、いま隣にいる若い子たちのギラギラして喰ってやろうという気持ちは魅力的。見ている人たちにも伝わりやすい。でも、今年39歳のおじさんのギラギラも悪くねえぞってところをみんなに見せたい。ぶっ飛ばします」と、意気込んだ。
アンソニーの印象については、「負けてUFCをリリースされたわけじゃなく勝って契約を終えている。僕自身、UFCで戦っていて名前があるなし関係なく、あの舞台で戦っている選手で弱い選手はいないことを知っている。最大限に危機感を持ち、しがみついてでも這いつくばってでも、自分らしくわがままに勝ちをもぎとりたい」と、強敵と認めて何が何でも勝利したいと語った。
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<決定対戦カード>
▼RIZIN MMAルール(ヒジあり)65.8kg契約 1R10分・2R5分
川尻達也(T-BLOOD)
vs
アンソニー・バーチャック(アメリカ)
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