【新日本キック】挑戦者・今野「ベルトを家に持ち帰るのが使命」
3月12日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『MAGNUM 43』のトリプルメインイベント第1試合で、日本ミドル級タイトルマッチを争う挑戦者で同級1位・今野顕彰(市原ジム)のコメントが主催者を通じて届いた。
「現在の調子は良好です。現在は、まだまだ練習強度を高くしている最中ですが、試合当日には最高の状態でリングに上がれるように調整していきます 」と今野。現在5連続KO勝利中のハードパンチャーだ。
王者の斗吾(伊原道場本部)とは2015年9月20日に日本ミドル級王座決定戦で対戦し、壮絶な打ち合いの末に斗吾が3RにKO勝ちして王座を獲得している。
「1年半前にやってからこの日のために生活の全てを向けて来ました。現在5連勝5KOでこの試合に臨める事になったのですが、途中いつまで経ってもタイトルマッチを組んで貰えなかったのでモヤモヤした時期もありましたが、思い返せば、その時に貰った時間で得るものはたくさんありましたし、心身共に最高の状態まで持って行く状態が出来ました」と、最高のタイミングでタイトルマッチを迎えられるという。
さらには、「試合が決まった瞬間に自分の感覚では勝つ事は分かっている状態だったので、今度のタイトルマッチはすでに自分の中では次の通過点のような状況になっています」と、もはや勝ったも同然と言わんばかり。
「今回の試合に対しての取り組みはいつもと変わりません。しかし、1年半前に斗吾選手とやってから様々な新しい取り組みを始めました。テクニック的な取り組み、競技的な取り組みもそうですが、1番は『自分自身としっかりと向き合う』という事を始めて、自分の内面的な事をコントロールするというか、意識出来るようにしました。その結果は試合の結果に出ていると思っています。全ての環境が整った状態であると思います」と、斗吾にKO負けしたことにより、さらに強くなれたと実感しているようだ。
「お互いの気持ちがぶつかるので熱い展開になるのは間違いはないと思っています。今回はその試合展開が勝負の鍵になると思うので内緒です。しかし、斗吾選手もKOの多い選手。自分もKOが多いです。準備としてはKOになっても判定になっても自分が勝つ事になると思います。むしろ展開事態は見る方も楽しみにしていて貰いたいです」と、いずれにしても勝つのは自分だと断言した。
そして、「自分にとっても3度目の日本王座挑戦。そして今年で34歳ですが、前回の試合から脱サラしての挑戦。我が家は妻も元プロキックボクサーで他団体ですがJ-GIRLSのフェザー級1位まで行きましたが、日本王座に何回か挑戦して手が届かずに怪我をして引退しました。今回、今野家にベルトを持ち帰る事が自分の使命だと思っています。全ての思いをかけてベルトを取りに行きます」と、チャンピオンベルトへの強い想いを口にした。
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