【パンクラス】ヘンリー、ジョシュ新結成の「UWF USA」所属で初陣に
3月12日(日)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 285』に出場するパンクラス・バンタム級3位ビクター・ヘンリー(アメリカ)の公開練習が、9日(木)都内で行われた。
師匠ジョシュ・バーネットとのスパーリングとミット打ちに加え、チームメイトのオーストラリア人柔道家ヘリー・グラッチを相手に寝技スパーリングを披露したヘンリー。「いろいろな相手と練習して、技術も増えている。格闘家として成長していると思う」と進化をアピールする。
2010年のプロデビューから15戦12勝3敗の戦績を収める29歳のヘンリー。2014年のGLANDSLAM旗揚げ大会で所英男にTKO勝ちを収め、2015年12月にはパンクラス・バンタム級王座に挑戦するなど、日本のリングで活躍している29歳だ。
今回対戦する相手は、元修斗世界フェザー級王者にして現在パンクラス・バンタム級2位の上田将勝(パラエストラ東京)。2015年2月のGLANDSLAMで一度対戦しており、ヘンリーが一本勝ちを収めている。
返り討ちを狙うヘンリーは、「前回対戦した時を上回る戦いが見せられると思う。今回も勝つことになるね」と自信満々。ジョシュも「上田が前回戦った時のビクターとは違う。かなり経験を積んでいるからね。上田は歳もとってきているから、今回もヘンリーが勝つだろう」と愛弟子の勝利に太鼓判を押す。
一方、上田が3日の公開練習で「(再戦が決まった時は)正直に言って怖かった」と発言したことを耳にすると、ヘンリーは「俺は信じないね」とキッパリ。「彼は怖いとなんか思っていないよ。リマッチしたがっているくらいだからね」と警戒心も強めている。
そんなヘンリーだが、今大会からは所属先がこれまでの「CSW」ではなく、昨年末にジョシュが新たに結成したファイティングチーム「UWF USA」となることも明かした。
新チームについて、ジョシュは「チームとしては新しいが、基本的には自分のこれまでのやり方を踏襲している。UWFや新日本プロレス、カール・ゴッチやビル・ロビンソンなどの意志とテクニックを現代に引き継ぎ、進化させていくべく、『UWF USA』の名の下にチームを作ったんだ。プロレスとMMAの両方ひっくるめたスクールだよ」と説明する。
新チームで第1戦目を迎えるヘンリー。上田戦での勝利はもちろん、「自分にはやらなければいけないことがある」と、パンクラスで黒星を喫した石渡とハファエル・シウバへのリベンジを見据えている。
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