【パンクラス】挑戦者マモル「アラフォー世代の星になる」
3月12日(日)東京・ディファ有明にて開催される『PANCRASE 285』の前日計量が、11日(土)都内で行われた。
セミファイナル(第10試合)のフライ級タイトルマッチで激突する王者・神酒 龍一(CAVE)と挑戦者の同級1位マモル(シューティングジム横浜)は、ともに計量を一発でクリアー。
神酒は「もう思いっきりやるだけですね。あとは良い試合をして勝ちたいです」、マモルは「4本目のベルトを獲って、アラフォー世代の星になれるよう頑張ります」とそれぞれ意気込みを述べた。
ともに長らく修斗を主戦場に活躍したベテランで、練習を共にしたこともある仲だが、対戦するのは今回が初めて。神酒は2013年11月に修斗世界バンタム級王座を獲得し、2015年10月からパンクラスに参戦。昨年7月に3連勝で第3代パンクラス・フライ級王座に就いた。
対するマモルは修斗世界フェザー級&バンタム級の二階級を制覇し、KOTC世界ジュニアフライ級王座にも就いた三冠王。2015年12月からパンクラスに参戦すると、2戦目で安永有希に不覚をとるも以後2連勝。今回のタイトル挑戦となった。
神酒は先輩でもあるマモルと改めて対面した印象について聞かれると、「自分はフライ級でも小さいほうなので、だいたい相手が大きく見えます(笑)。でも、今回はそういうこともなく等身大で見えましたね。マモルさんが自分と同じサイズということは、それだけ実力勝負になるということでもあります」と説明する。
今回は初防衛戦となるが、「そこはあまり意識しないでいこうと思います。自分は結果を意識しすぎると、動きも固くなってしまうので。今回は後先のことを考えずに、思いっきりやろうかなと思います」と、あくまで自然体で試合に臨みたいと話した。
一方のマモルもパンクラスで初めて迎えるタイトルマッチを前に、「もう何十戦とやってきたので、気持ち的には落ち着いてはいます。大一番ということもあるので、全力でベルトを獲りにいきたいという思いはあります」とこちらも平常心。
意気込みの中には「アラフォー世代の星」という言葉もあったが、「5月で40歳になりますが、言っていった方が逆に良いのかなと思っています。この歳でもやっている自分を同世代の人たちが見て、何か感じてくれるものがあれば良いかなと最近思い始めました。まだまだ俺らはできるよっていうのを出せればなという思いもあって、アラフォー世代をアピールしていきたい」とその思いを口にする。
今大会には44歳の滝田J太郎(和術慧舟會 東京道場)や41歳の近藤有己(パンクラスイズム横浜)も出場するが、マモルは「自分より年上の選手も頑張っていますし、自分はまだまだヒヨコですよ」と話した。
自然体で初防衛を目指す神酒、そこに挑む百戦錬磨のベテランであるマモル。あとは試合開始のゴングを待つのみとなった。
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