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【パンクラス】ミノワマンの14年ぶり参戦を発表

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2017/03/15(水)UP

3月12日の『PANCRASE 285』会場に登場した美濃輪

“ミノワマン”のリングネームで知られる美濃輪育久が、14年ぶりとなるパンクラス参戦を果たすことが発表された。

 現在41歳の美濃輪はMMA(総合格闘技)キャリア109戦を数え、パンクラス、DEEP、PRIDE、HERO’S、DREAM、IGF、ROAD FCなど国内外の多くのリングを経験してきた大ベテラン。2009年のDREAMスーパーハルク(無差別級)トーナメントでは、体格で大きく上回るボブ・サップ、チェ・ホンマン、ソクジュを破って優勝した実績を持つ。

スタンディング・リアル・フィストで会場を盛り上げるミノワマン

 また、“リアルプロレスラー”を自称し、「俺はプロレスラーだ!」と叫びながらパウンドを落とす姿や、勝利後にはリング四方の観客に向かって拳を突き上げ「オイ! オイ!」と叫ぶ姿(スタンディング・リアル・フィストと呼ばれている)は、多くのファンにインパクトを与え、親しまれてきた。

 そんな美濃輪のパンクラス参戦は、2003年2月のヒカルド・アルメイダ戦以来 実に14年ぶり。パンクラスは美濃輪にとって、1997年7月のプロ第2戦目で初参戦してプロ初勝利を上げた場所でもあり、今回の参戦は原点回帰ともいえる。

2013年大みそかのIGFでは対戦相手の澤田敦士と試合後に乱闘となったミノワマン

 3月12日(日)東京・ディファ有明にて開催された『PANCRASE 285』で、観客の前に登場した美濃輪。マイクを握ると「大変、ご無沙汰しております。ミノワマンです。14年ぶりにパンクラスに参戦します」と参戦を発表。しかし、言葉が飛んでしまったのか、その後は「えー、えー」と繰り返し、会場が笑いに包まれる一幕も。

 その後、ようやく思い出した様子で、「今年の夏に参戦する予定です。昔のパンクラスファンの皆様、今のパンクラスファンの皆様、会場まで観戦にお越しください」と丁寧に呼び掛けた。

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