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【シュートボクシング】MIOが“ピエロ”世界大会出場者と対戦

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2017/03/29(水)UP

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15連勝を懸けてMIO(左)が対戦するのは、香港の有名人でもあるタン(右)

 4月8日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2017 act.2』の追加対戦カードが発表された。

 シュートボクシング(以下SB)日本女子ミニマム級王者MIO(シーザージム)の対戦相手が、WMFムエタイ48㎏級世界王者ヴィッキー・タン(香港)に決定。

 2014年9月から約2年半負け無し、14連勝中のMIOが今回迎え撃つタンは、毎月ビッグマッチが開催され強豪選手を続々輩出するなど、キック大国となりつつある香港キック界からの刺客。

WMFが主催するアマチュア・ムエタイ世界大会で優勝したタン

 WMF(タイ国政府とタイのオリンピック委員会が公認する国際アマチュア・ムエタイ組織)ムエタイ48㎏級世界タイトルを保持し、ムエタイ王者ながらもイケイケなパンチャータイプだという。MIOとは壮絶な打撃戦になるか。

 また、タンは普段ピエロとしても活動しており世界大会に出場するなど、香港ではメディアにも取り上げられる有名な存在だという変り種でもある。

 タンは今年開催予定の女子の祭典『Girls S-cup』参戦を目指しており、MIOを倒せば出場のチャンスを掴むだけでなく一気に知名度が上がるだけに、やる気は満ちているようだ。

 その他、元SB日本スーパーバンタム級王者・伏見和之(シーザー力道場)vs元WPMF日本スーパーフライ級王者・片島聡志(フリー)、笠原弘希(シーザージム)vsNJKFスーパーバンタム級3位・雄一(TRASH)など、国内ランカー同士による団体対抗戦も決まった。

タンはピエロの世界大会に出場するなど、香港では有名な存在

 伏見は左フックと左ボディブローを武器に4連勝を飾り、昨年9月にSB日本スーパーバンタム級王座挑戦者決定トーナメント決勝戦に臨んだが、植山征紀に敗れ王座に手が届かなかった。再起戦で対戦する片島は2016年2月に藤原あらしを破ったこともあり、ムエタイスタイルの蹴り技はもちろんパンチも得意としている。

●編集部オススメ記事
・2月はムエタイ香港王者に勝利したMIO 
延長戦に及ぶ接戦の末、MIOが初代王座に就く

<決定対戦カード>

▼48.0kg契約 エキスパートクラス 特別ルール 3分3R延長無制限R
MIO(シーザージム/SB日本女子ミニマム級王者)
vs
ヴィッキー・タン(香港/BOMBER GYM/WMFムエタイ48㎏級世界王者)

▼55.0kg契約 エキスパートクラス 特別ルール 3分3R延長無制限R
伏見和之(シーザー力道場/SB日本スーパーバンタム級2位)
vs
片島聡志(フリー/元WPMF日本スーパーフライ級王者)

▼57.5kg契約 エキスパートクラス 特別ルール 3分3R延長無制限R
笠原弘希(シーザージム/SB日本フェザー級2位)
vs
雄一(TRASH/NJKFスーパーバンタム級3位)

 

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