【シュートボクシング】MIOが予備計量オーバーで焦るも一発クリアー
4月8日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2017 act.2』の前日計量&記者会見が、7日(金)都内にて17:00より行われた。
第5試合で対戦するシュートボクシング(以下SB)日本女子ミニマム級王者MIO(シーザージム)と WMFムエタイ世界女子Jrフライ級王者ヴィッキー・タン(香港)が計量に臨んだ。
タンは48.0kgの契約体重を700グラムアンダーの47.3kgで楽々とクリアーしたが、MIOがなかなか計量会場に姿を現さない。関係者の話によれば自宅で測った体重と予備計量で測った体重に誤差があり、体重を落としていたという。全選手の計量が終わってしばらくしてから現れたMIOは、リミットちょうどの48.0kgで一発クリアーし、事なきを得た。
計量の際は、いつもの明るい表情ではなく厳しい表情。やや顔がやつれているようにも見えたが、クリアーすると笑顔でガッツポーズを決めてみせた。
その後の記者会見では、「前回がチャンピオンになってから初めての試合でしたが、守りに入った試合をしてしまったと感じました。今回は初心を思い出して元気いっぱいの試合がしたい。ピエロさんとなら面白い展開になると思う」と、攻めの姿勢を見せたいとMIO。
対するタンはWMF(タイ国政府とタイのオリンピック委員会が公認する国際アマチュア・ムエタイ組織)ムエタイ48㎏級世界タイトルを保持しているが、普段はピエロとしても活動しており世界大会に出場するなど、香港ではメディアにも取り上げられる有名な存在だという変り種。計量にもピエロのコスチュームとメイクで臨んだ。
「初めてのSBでの試合ですが、練習を重ねてきました。SBのスタイルを楽しませていただきたい」と挨拶。記者からのリクエストに答え、香港の伝統的な童謡を歌って踊るパフォーマンスも披露した。
MIOは「私も何か出来ることがないかと考えていましたが、ないです(笑)。タン選手はお茶目でかわいいので、私もそれに負けないように出来たらと思います」と、前日パフォーマンスでは一本取られたが、試合では負けないと語った。
なお、タンも所属する香港BOMBER GYMは正式にSBと契約を結び、今後SBに参戦していくことが決定。シーザー武志会長によれば1,000人もの選手を擁するジムで、今回がその第一弾となる。タンについても「試合映像を見ましたが素晴らしい選手です。お客さんを楽しませてくれると思います」と太鼓判を押した。
●編集部オススメ記事
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