【K-1】20歳の新王者・武居、夢はオープンカーで足立区をパレード
4月22日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催された『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~』の一夜明け会見が、23日(日)都内にて行われた。
第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメントを制した20歳の王者・武居由樹(POWER OF DREAM)が会見に出席。昨日の試合を振り返った。
「昨日は夢の中で戦っている感じでいい一日でした。試合の記憶はあまりないですが、ふわふわして楽しかった」と武居。右手はギプスで固められていたが、「ちょっと痛めているくらいです」と笑う。
1回戦では25勝(2KO)2敗の戦績を収めるアントニオ・オルデン(スペイン)と対戦し、2度のダウンを奪って勝利したが、「リーチがあって身体が大きかった。体重差は1回戦は特に感じました。圧力と言いますか。緊張していたのでやりにくかったです。インターバル中は特に何も言われなかったが、終わった後に会長にめちゃめちゃ怒られました。何をやっているんだよって」と、ジムの会長から喝を入れられたという。
それでスイッチが入った武居は「準決勝は怪我してもいいから決勝のことは考えずガンガン行こうと決めました」といい、武尊からダウンを奪った強敵チャールズ・ボンジョバーニを1回戦でKOした石田圭祐(KREST)と2R1分43秒、マットに沈めた。
決勝戦ではキックボクシングからボクシングに転向し、4勝(2KO)3敗1分の戦績を残して2015年8月に引退、今大会で現役復帰した久保賢司を判定3-0で破り、優勝を果たした。
「1回戦が終わってから(久保が決勝に)来るんじゃないかなとは考えていたので予想通りかな。他の選手もそうでしたが、気持ちが強くてなかなか倒れなかったですね」
終わってみれば3試合とも完勝といえる内容だったが、「会長からはあまり褒められなかったですね」と苦笑い。
今後に関しては「初代チャンピオン(武尊)が凄いチャンピオンだったので、このベルトの価値を下げないように努力していこうと思います。初代と一緒ですが、軽量級でも誰でも倒せるチャンピオン、ほかの階級にも負けないようなチャンピオンになりたいです」との目標を語る。
現在、Krush -53kg王座も保持しているが、「両方防衛できればいいなと思っています。普段から気を付けて、決まった方に合わせて体重をコントロールします」(K-1スーパー・バンタム級は55.0kg)と、両王座を防衛していくつもりだという。
また、「足立区から来た武居由樹です」や「足立区代表として出ます」と、地元・足立区愛をアピールしている武居。「まだ何もないので、オープンカーに乗るパレードでもやってもらえたらいいなと思います」と大きなご褒美を期待していた。
※4・22『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN』の全試合結果はこちら
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