【K-1】城戸の1回戦の相手が変更、挑発コメントに「嬉しい」
6月18日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~』の記者会見が、6月5日(月)都内にて行われた。
当初、トーナメント1回戦でWBKF世界70kg級王者・城戸康裕(谷山ジム)と対戦予定だったジョーダン・ワトソンが負傷欠場。会見に出席した宮田充K-1プロデューサーによれば、5月下旬にワトソンがロードワーク中に転倒して左足小指を骨折。診断の結果、ギブス着用で約6週間・全治2カ月の重症だったため、ワトソン陣営から骨折箇所のレントゲン写真と欠場の申し出が届いた。
これを受けてK-1実行委員会では代打選手を探し、ルーク・ウィーラン(イギリス)の出場が決定。ウィーランはK-1で活躍するジェイミー・ウィーランの兄で、これまでFIBA世界-70kg王者、KGP欧州-70kg王者、MTGP-72kgトーナメント優勝と3つのタイトルを保持している。
会見ではウィーランのコメントが読み上げられ、「他の選手よりも準備期間が短いかもしれないが俺には関係ない。俺は戦うために生まれてきた戦士だからだ。対戦相手の城戸はプレッシャーに弱く、いつも冗談ばかり言っているふざけたヤツだ。俺が1回戦でヤツを倒して、決勝まで勝ち上がる。誰も俺の優勝を予想していないと思うが、俺は自分がチャンピオンになることを信じている」と城戸に対して挑発的な内容。
会見に出席した城戸は、「試合映像を見ても強い選手。この階級で僕より手足が長い選手はあまりいないのですが、ルーク選手は僕よりも背が高くて、それを生かして戦っている。正統派のキックボクサーって感じですね。基本的にはオーソドックスだがサウスポーでも戦えるし、僕にとって苦手なタイプと言えば苦手なタイプ」と分析した。
さらに、「ルーク選手はまだ若い選手で分からない部分はあるけれど、この階級は若くてもとんでもないヤツはとんでもない。実際にジョーダン・ピケオーも日本に来るまで無名だったが、日本に来て才能を発揮している」と警戒し、「とにかく1回戦を勝つ。それはワトソンの時から変わらない」とまずは1回戦突破に全力を注ぐつもりだ。
その上で城戸は「ルーク選手もムエタイルールで試合をしていたので、組んだり蹴り足をキャッチしてきたら反則をアピールして減点に追い込んで勝ちます」と、公開練習で話していた“減点法”での勝利を予告。
「準決勝では削りに削られてボロボロのサニー・ダルベックにリベンジすることが目標なので、自分の試合が終わったら対戦相手の廣野(祐)君を全力で応援します(笑)」と、他力本願ぶりを発揮する。
またルークの挑発に対しては、「僕がふざけたヤツだってことがイギリスまで伝わっている感じがいいですね。僕的にはそれが嬉しいです。僕のことをプレッシャーに弱いとか言っていますが、プレッシャーに弱かったら代々木第二のリング上でモノマネは出来ない。僕は鉄の心臓を持っていますから」と笑い飛ばした。
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