【UFC】会見で大乱闘起こしたキエーザとリーが因縁の対決
6月26日(日・現地時間)アメリカ・オクラホマ州オクラホマシティにあるチェサピーク・エナジー・アリーナにて『UFCファイトナイト・オクラホマシティ』が開催される。
メインイベントでは、ライト級7位のマイケル・キエーザ(アメリカ/14勝2敗)が同級12位のケビン・リー(アメリカ/15勝 2敗)と対戦。現在キエーザは3連勝、リーが4連勝とライト級で躍進を続けており、どちらも一気にランキングを駆け上がってタイトルマッチの挑戦権を得るためにも、重要な一戦となる。
5月に行われた記者会見に出席したリーは、名だたるファイターたちの中でもただ一人、サングラスにバンダナ、胸が大きくはだけたド派手なシャツにネックレスという、まるで一昔前の悪役プロレスラーのようないで立ちで登場。
そして、「何週間練習をしても、キエーザはオレにはかなわない。勝ち目のない試合をよく引き受けたものだと思うよ。ヤツに勝ち目があるとすれば、オレがヘマをやらかした時くらいだろ。この大会を背負っているのはオレだ。キエーザがメインイベントに立てるのはこのオレのおかげなんだ。この試合のあとには、ヤツはまた前座に戻る。オレとしてはキエーザが試合に出てくることだけを祈る。だって、ヤツのママもチケットを買っているんだぜ」とキエーザを挑発した。
これに激昂したキエーザをリーが殴ったことで両者退場の騒動に発展しており、会見後にはキエーザが「騒がせたことは謝る。ただ、選手がトラッシュトークをしたり、試合をプロモートしたりするのはいいと思うけれど、母親のことを持ち出すのは一線を越えている。幸い、もうすぐ俺たちは試合で再会するから、必ずリベンジしてやる。あれがヤツのパンチの威力なら、試合でヤツはひどい目に遭うことになるだろう」と、怒りが収まらないコメントをしている。
また、かつてライト級とウェルター級で王者に輝いた経歴を持ち、現役ながらすでに殿堂入りも果たしている B.J.ペン(アメリカ/16勝11敗2分)が、今年1月にヤイール・ロドリゲス戦で敗れて以来となる試合に臨む。対戦相手はデニス・シヴァー(ロシア/22勝11敗1NC)。
加えて、元ウェルター級王者でミドル級に転向したジョニー・ヘンドリックス (アメリカ/18勝6 敗)はティム・ボーシュ(アメリカ/20勝11敗)と対戦する。
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「UFC FIGHT NIGHT:OKLAHOMA CITY」
2017年6月25日(日・現地時間)アメリカ・オクラホマ州オクラホマシティ
チェサピーク・エナジー・アリーナ
<主な対戦カード>
▼メインイベント ライト級マッチ 5分 5R
マイケル・キエーザ(アメリカ/UFCライト級7位)
vs
ケビン・リー(アメリカ/UFCライト級12位)
▼ミドル級マッチ 5分3R
ティム・ボーシュ(アメリカ)
vs
ジョニー・ヘンドリックス(アメリカ/元UFCウェルター級王者)
▼女子ストロー級マッチ 5分3R
フェリス・ヘリッグ(アメリカ)
vs
ジャスティン・キッシュ(ロシア)
▼ライトヘビー級マッチ 5分3R
ジョアキム・クリステンセン(デンマーク)
vs
ドミニク・レイエス
▼ウェルター級マッチ 5分3R
ティム・ミーンズ(アメリカ)
vs
アレックス・ガルシア(ドミニカ共和国)
▼フェザー級マッチ 5分3R
B.J.ペン(アメリカ)
vs
デニス・シヴァー(ロシア)
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