【ボクシング】世界初挑戦・京口が公開練習「KOで世界奪取。自信は100%」
7月23日(日)東京・大田区総合体育館にて開催される『ダブル世界タイトルマッチ』で、初の世界戦に挑むIBF世界ミニマム級9位・京口紘人(23=ワタナベジム)が19日(水)、都内の所属ジムで公開練習を行った。
京口はシャドーボクシング、ミット打ち、サンドバッグ打ちを行い、ミット打ちでは強烈な左ボディブロー、アッパーを放っていた。ジム内に響き渡る打撃音と鬼気迫る表情に、集まった報道陣は静まり返って見守った。「調整は順調。ほぼ100%の出来です。自分が得意とする『倒す』ボクシングを磨くため、パンチ一発一発の精度を意識した練習を繰り返してきました」(京口)
2016年4月にデビューした京口。以降の7戦は全勝(6KO)だ。武器はその強力な左ボディブロー。ワタナベジム所属の前には大阪帝拳ジムに所属していて、辰吉丈一郎(元WBC世界バンタム級王者)に約2年間指導を受けてきた過去がある。
「ジョーちゃん(辰吉)も8戦目で世界王座を獲った。自分も8戦目で初の世界戦。偶然ですが、自分もここで勝ってチャンピオンになりたい。ジョーちゃんからは『死ぬ気で練習を頑張れ』と激励されました」と京口。ちなみに呼称「ジョーちゃん」は辰吉自身が「辰吉さんとは呼ぶな。ジョーちゃんって呼んで欲しい」と指示したとのこと。両者の深い関係が伺い知れる。
「まだ未完成なのはボディストレート。今後は試合戦術に組んでいきたいが、まだまだ難しい」と自身のウィークポイントを語る一面もあった。対戦相手のIBF世界同級王者ホセ・アルグメド(メキシコ)は接近戦を得意としているボクサーとあり、試合では激しい打ち合いが予想されるが、「KOでの世界奪取が理想です。自信は100%。自分をサポートしてくれるみんなのためにも、面白い試合にします」と京口は闘志を燃やしていた。
●編集部オススメ記事
・京口紘人が8戦目で世界挑戦、辰吉直伝の左ボディでKO奪取狙う
・ホセ・アルグメドが勝利、高山は負傷響き防衛失敗
ワタナベボクシングジム
「ダブル世界タイトルマッチ」
2017年7月23日(日)東京・大田区総合体育館
<決定対戦カード>
▼IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 3分12R
ホセ・アルグメド(メキシコ/IBF世界ミニマム級王者
vs
京口紘人(ワタナベジム/OPBF東洋太平洋ミニマム級王者、IBF世界ミニマム級9位・挑戦者)
▼WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ 3分12R
田口良一(ワタナベジム/WBA世界ライトフライ級王者)
vs
ロベルト・バレラ(コロンビア/WBA世界ライトフライ級1位・挑戦者)
▼日本スーパーフライ級タイトルマッチ 3分10R
船井龍一(ワタナベジム/日本スーパーフライ級王者)
vs
奥本貴之(グリーンツダ/日本スーパーフライ級1位・挑戦者)
<出場決定選手>
河野公平(ワタナベジム/元WBA世界スーパーフライ級王者)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】