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【ボクシング】高山が防衛失敗、出血のため9R負傷判定

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2016/01/01(金)UP

2Rにバッティングで左まぶたから流血した高山(左)。9Rで無念の負傷判定となり、王座を失った

井岡ボクシングジム
「WBA世界フライ級タイトルマッチ」
2015年12月31日(水)エディオンアリーナ大阪

▼IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 3分12R
○ホセ・アルグメド(メキシコ/IBF世界ミニマム級8位)
判定2-1 ※9R負傷判定 84-87、84-87、86-85
●高山勝成(仲里ジム/IBF世界ミニマム級王者)
※アルグメドが新王座に就く。高山は3度目の防衛に失敗。 

 世界4団体王者の高山が、挑戦者のアルグメドとの3度目の防衛戦。アルグメドは16勝(10KO)3敗1分けで同級8位。

 1Rからアルグメドは前に前に出て高山を攻める。高山はアルグメドの動きを見て終盤にボディをまとめる。

 2R、序盤からアルグメドの左右のフックが高山をとらえる。高山が足を使って回り込むもアルグメドが追いかけて右ストレートがクリーンヒット。バッティングで高山の左まぶたから出血

 3R 高山は接近してボディを中心に攻める。途中顔にヒットを許すもボディに集中、ラウンド終盤にはボディが効きアルグメドの動きが一瞬止まる。

 4R 高山のボディ集中攻撃にアルグメドは下がりボディを守る。ガードの下がったところへ高山のストレートがヒット。

 5R、6Rとアルグメドが高山のボディを読み始めたか、うまく距離をとられ高山は顔に被弾。

ボディを攻めていった高山だが…

 9R バッティングで右目をカットした高山がドクターチェック。まだ浅いため試合続行。高山は前に出てボディを狙うが高山は2Rに左まぶたをバッティングで切っており、打ち合いで徐々に傷が開いて流血が激しくなる。ラウンド終了後、ここで試合がストップ。

 これ以上の試合続行は不可能と判断され、負傷判定(ここまでのポイントで決定)となり2-1でアルグメドが勝利。高山は3度目の防衛ならなかった。

●編集部おススメ記事
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※井岡一翔vsファン・カルロス・レベコはこちら 

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