【ボクシング】9回TKOの田口「試合中にスタミナを回復」
プロボクシングのダブル世界タイトルマッチ(23日、大田区総合体育館)の一夜明け会見が24日(月)、都内・ワタナベジムにて行われた。
最強の挑戦者と言われた19戦18勝(12KO)のロベルト・バレラ(24=コロンビア)にTKO勝利し、WBA世界ライトフライ級V6を達成した田口良一(30=ワタナベ)は「ホッとしてます。内容が良かったんで。何だかんだここまで来て気づいたらV6という感じ」と喜びを語った。
しかし、「自分が1Rから飛ばしすぎだったのでみんな途中からスタミナが切れるんじゃないかと心配してました」と語る。
結果的に9RでTKO勝利を飾ったが、周囲の心配通り途中からスタミナが落ちてきたという。
「途中でやはりスタミナが落ちてきて。でもそこは30戦目なんで試合中に休んでまた回復してうまく調整しました」という。
田口は2006年7月のプロデビューから11年で30歳を迎え、プロ30戦目を迎えた。試合中に休んでいる部分は感じられなかったが、逆にそれに気付かれたら相手が攻め込んで来るだろう。ラウンド間のインターバル、試合のペース配分を歴戦を積んだベテランらしく上手く使い分けたようだ。
田口は年末に田中恒成(22=WBO世界ライトフライ級王者/畑中)との統一戦を見据える。
「田中君も9月の防衛戦は勝って、(年末の対戦まで)彼はレベルアップして来る。簡単に勝てる相手ではない」と田口は話す。
田口がV6を達成した23日、リング上で田口は田中と肩を並べ、お互い対戦をアピールしたが、田中が9月に防衛戦に勝利を収め、年末にこのビックマッチが本当に実現するのか、注目が集まる。
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