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【UFC】朱里が首を狙う絶対女王ヨアナ、6度目の防衛戦が決定

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2017/09/13(水)UP

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6度目の防衛戦が決まったUFC女子ストロー級王者ヨアナ・イェンドジェイチェク

 9月23日(土)さいたまスーパーアリーナにて開催される『UFC Fight Night JAPAN』で、パンクラス初代女子ストロー級王者・朱里(VOS GYM)が念願のUFCデビュー戦を迎えることは既報の通り。

 これでますます注目されることとなったUFC女子ストロー級戦線だが、その朱里が「女子ストロー級王者のヨアナと戦ってチャンピオンになる」と打倒に燃える絶対女王ヨアナ・イェンドジェイチェク(30=ポーランド)が、6度目の防衛戦に臨むことがUFCより発表された。

ヨアナ(右)が鋭いハイキックを相手の顔面に叩き込む瞬間

 11月4日(土・現地時間)アメリカ・ニューヨーク州にあるMSG(マディソン・スクエア・ガーデン)で開催される『UFC 217』にて、未だ無敗の王者ヨアナは同級3位ローズ・ナマユナス(25=アメリカ)の挑戦を受ける。

 キックボクシングからMMAに転向したヨアナは、2012年のプロデビューから10戦全勝と無敗のまま、2015年3月の『UFC 185』で当時の王者カーラ・エスパルザにKO勝ち。ポーランド人として初のUFC王座を獲得することとなった。

4月の再起戦で勝利し歓喜するナマユナス

 その後、ジェシカ・ペネ、ヴァレリー・レターノー、クラウディア・ガデーリャ、カロリーナ・コバルケビッチ、ジェシカ・アンドラージからの挑戦を次々と退け、5度の王座防衛に成功。プロデビューから14戦全勝、UFCでは8戦全勝と、女子ストロー級の絶対女王の座に君臨し続けている。

 一方、ナマユナスは2013年に世界最大の女子MMA団体『Invicta FC』でプロデビュー。2勝1敗の戦績を残すと、翌年に「The Ultimate Fighter」(通称TUFと呼ばれ、世界各国の選手たちがUFCとの正式契約を懸けてトーナメントを争うリアリティ番組)に参加。当時、UFCの新設階級であった女子ストロー級のトーナメントを勝ち上がったが、初代王座決定戦として行われた決勝戦でエスパルザに一本負けを喫し、王座獲得は叶わなかった。

8月の記者会見で、朱里は「王者ヨアナと戦ってチャンピオンになる」と目標を語った

 しかし、その後にUFCとの正式契約に至ると、得意の寝技を持ち味に3連勝を収め、女子ストロー級3位に浮上。だが、王座挑戦権を占う一戦として、昨年7月に当時同級5位カロリーナ・コバケビッチとの試合に臨むも、判定1-2で惜敗。王座挑戦は遠のいたかに思えたが、今年4月の再起戦で同級6位ミシェル・ウォーターソンに会心の一本勝ちを収め、今回、約3年ぶりの王座戦へと漕ぎ着けた。

 初対決となる両者。もはや敵無し状態のヨアナが、1年前に4度目の防衛を果たした縁起の良い会場MSGで防衛記録を更新するか。それとも、ナマユナスが3年越しの悲願を達成するか。

 なお、今大会では、ミドル級タイトルマッチとして王者マイケル・ビスピン(イギリス)vs挑戦者ジョルジュ・サンピエール(カナダ)、バンタム級タイトルマッチとして王者コディ・ガーブラント(アメリカ)vs挑戦者T.J.ディラショー(アメリカ)が行われることも既に決まっている。

Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images

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<追加決定カード>

▼UFC女子ストロー級タイトルマッチ 5分5R
ヨアナ・イェンドジェイチェク(ポーランド/王者)
vs
ローズ・ナマユナス(アメリカ/同級3位/挑戦者)

<既決カード>

▼UFCミドル級タイトルマッチ
マイケル・ビスピン(イギリス/王者)
vs
ジョルジュ・サンピエール(カナダ/挑戦者)

▼UFCバンタム級タイトルマッチ
コディ・ガーブラント(アメリカ/王者)
vs
T.J.ディラショー(アメリカ/挑戦者)

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