【UFC】アリスターがヘビー級超新星の怪物と対戦決定
12月2日(土・現地時間)アメリカ・ミシガン州デトロイトにあるリトル・シーザーズ・アリーナで開催される『UFC 218』の追加対戦カードとして、UFCヘビー級1位アリスター・オーフレイム(37=オランダ)vs同級4位フランシス・ガヌー(31=カメルーン)が発表された。
アリスターはPRIDEにレギュラー参戦を果たし、Strikeforce(ストライクフォース)ヘビー級王座とDREAM同級暫定王座も獲得したトップファイターだ。さらにK-1 WORLD GP 2010でも優勝を果たし、史上初めてK-1 WORLD GPで優勝したMMA(総合格闘技)の現役王者としても知られる。
UFCには2011年12月から参戦し、ブロック・レスナー、フランク・ミア、ジュニオール・ドス・サントス、アンドレイ・アルロフスキーといった王者経験者を破るなどヘビー級戦線で活躍。昨年9月には現王者スティペ・ミオシッチに挑戦して初回KO負けを喫したが、その後はマーク・ハントとファブリシオ・ヴェウドゥムを相手に2連勝を上げ、ヘビー級1位にまでランキングを上げている。
対するガヌーはアフリカ系選手特有の高い身体能力を持ち味に、2013年11月のプロデビューから10勝1敗の好戦績を収め、UFCのデイナ・ホワイト代表が「ヘビー級の未来を担う」と大きな期待を寄せるファイターだ。判定決着は唯一の黒星となった2013年12月のプロ第2戦目のみで、それ以外は一本勝ちが4回、TKO・KO勝ちが6回という圧倒的な決定率を誇る。しかも、そのすべてが2R以内に決着している。
UFCには2015年12月から参戦して、現在5連勝中。今年1月の大会では、元UFCヘビー級王者アンドレイ・アルロフスキーを初回TKOに下し、2度目の技能賞(パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト)を獲得した。
ガヌーは当初、9月9日の『UFC 215』で元UFCヘビー級王者ジュニオール・ドス・サントスと対戦することが決まっていた。だが、大会3週間前にドス・サントスは禁止薬物違反の可能性が発覚したため、欠場することに。
対戦相手が不在となったガヌーは、「アリスター・オーフレイムが俺の名前をあちこちで挙げている。今なら空いてるぜ。『UFC 215』で戦おう」と呼び掛けていた。同大会での対戦は叶わなかったが、結果的にはガヌーの希望が組まれるかたちとなったようだ。
ミオシッチへのリベンジを狙うアリスターと、初のUFC王座挑戦に着々と近づくガヌーの直接対決。両者にとって王座に近づくための重要な一戦となった。
ALL PHOTOS By courtesy of Zuffa LLC / Getty Images
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