【GLORY】K-1とシュートボクシングの強豪が前日計量で火花
9月30日(土・現地時間)オランダ・アムステルダムのスポルタレン・ザウドで開催される『GLORY 45』の前日計量が、29日(金・同)現地のシュタイゲンベルガー・エアポート・ホテルにて行われた。
今大会では、GLORYフェザー級(65.0kg)のホープ対決として、新生K-1で活躍したマサロ・グランダー(23=オランダ)と、シュートボクシング(以下SB)のS-cup65kg世界トーナメント2016覇者ザカリア・ゾウガリー(22=同)がワンマッチで激突する。
グランダーは64.9kg、ザカリアはリミットちょうどの65.0kgで、それぞれ計量を一発クリアー。ステージ中央で両者は対面すると、互いに視線を反らさず、静かに睨み合った。
グランダーは、PRIDE武士道に参戦経験のあるベテラン総合格闘家ロドニー・グランダーの息子で、バダ・ハリやメルヴィン・マヌーフを輩出した、オランダの名門「Mike’s Gym」に所属。2015年4月に新生K-1初参戦ながら、後のK-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者・野杁正明にTKO勝ちを収めたこともある、若き実力者だ。
GLORYには今年1月にフランスで開催された『GLORY 42』で初参戦。ライト級(70.0kg)王座挑戦者決定トーナメントに出場し、初戦の準決勝で初回KO勝ちするも、決勝で判定負けした。それでも、GLORYの新星として期待されており、フェザー級13位にランク入りしている。
対するザカリアは“爆弾小僧”の異名でSBのリングを舞台に活躍。昨年11月に開催されたSBの立ち技最強格闘技世界一決定トーナメント「S-cup2016」で、山口裕人、タップロン・ハーデスワークアウト、MASAYAを破り優勝した。
GLORYには今年5月にオランダで開催された『GLORY 41』で初参戦。グランダーと同じく、1階級上のライト級での試合となったが、判定勝ちを収め白星デビュー。若手ホープとして注目され、GLORYフェザー級10位にランクインすることとなった。
事前インタビューでは、グランダーが「ザカリアは優れたファイターだが、俺ほどじゃない。最大の違いはスピードだ。俺はとても動きが速い。そして、パワーもある。俺はこの階級ではモンスターだ。彼をズタズタに引き裂いてやろう」と圧勝を予告。
ザカリアも「グランダーは自分と同じように若く、激しく、攻撃的だ。試合はKOで決まる。彼は攻撃を出すたびに、報いを受けることになる。そして、眠りに落ちるだろう」とKO勝ちを宣言している。
日本のリングで活躍した両者が、GLORYのホープとして迎える初対決。あとは試合開始のゴングを待つのみとなった。
PHOTOS(C)James Law, GLORY Sports International
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