【ボクシング】ジョージ・フォアマンがハリウッド俳優セガールに挑戦状
元ボクシング世界ヘビー級王者のジョージ・フォアマン(68=アメリカ)が、『沈黙の戦艦』などで有名なアクション映画俳優のスティーブン・セガール(65=同)に「何でもあり」の異種格闘技戦での対戦要求をした。
10月2日付の自身のツイッターで「スティーブン・セガール、俺はあんたに挑戦する」とツイートしたのだ。「1対1で、俺はボクシングを使う。あんたは何を使ってもいい。ベガスで10Rだ」とフォアマンは書いている。
「セガールは刀を使ってもいいの? でなきゃ、彼が勝つチャンスはないでしょ」と言うファンからの書き込みに対し、フォアマンは「武器は無しだ」と答えている。
「なぜセガールと?」という質問には「彼が本当に戦える男だからさ」と、セガールを単に俳優としてだけでなく、格闘家として評価していることを示した。
「なんでジャン・クロード・ヴァン=ダムじゃなくてセガールと?」と尋ねられると、「ヴァンダムにとって俺はデカすぎるんだ」と答えた。
この件に関しては多くのファンがリアクションしているが、元UFCヘビー級王者バス・ルッテンは「オーッ、この試合は、ぜひ見たい! 俺はジョージを応援するぜ!」とツイートしている。
フォアマンは米国のラジオ番組『ダン・ル・バタード・ショー』に電話出演し、「メイウェザーvsマクレガーはボクシングの試合だったが、俺は映画『燃えよドラゴン』のような、“何でもあり”の戦いで戦いたいんだ」と答えた。そして「年は取っちゃいるが、俺はまだまだ戦えるぜ」と吠えた。かなり“マジ”な対戦要求のようだ。
フォアマンは1968年のメキシコ五輪ボクシング・ヘビー級で金メダルを獲得し、73年にはジョー・フレイジャーを倒してWBAとWBCのヘビー級統一世界王者となった。74年にモハメッド・アリにKO負けして王座陥落、77年に引退するが、10年後の87年に復帰して勝ち星を重ね、91年に3団体統一王者イベンダー・ホリフィールドに挑み、激闘の末、判定で敗れた。そして45歳となった94年、マイケル・モーラーをKOしてWBAとIBF王座を獲得、20年ぶりに世界チャンピオンとなり、当時の最年長王座獲得記録を更新した。
しかし97年にシャノン・ブリッグスに判定負けして以来、試合をしていない。もし今回、セガール戦が実現すれば、またも20年ぶりに世界を驚かせてくれるのか?
一方、セガールは俳優ではあるが、日本で合気道を学び(七段)、剣道、柔道、空手などさまざまな武術を収めている。しかし、今のところセガール側から、この件に関する公式コメントはない。
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