【Krush】女子王者KANAの3月K-1初参戦が濃厚に
12月9日(土)東京・後楽園ホールにて開催された『Krush.83』の一夜明け会見が、10日(日)都内にて行われた。
ダブルメインイベント第2試合のKrush 女子-50kg タイトルマッチで、王者メロニー・ヘウヘス(オランダ)を判定3-0で破り、王座奪回に成功したKANA(シルバーウルフ)が出席。KANAは試合で右目が大きく腫れあがってしまったためサングラスを着用しての会見となったが、病院でCTスキャンを撮った結果、骨折はなかったことを報告した。
「少し休んで腫れがひけば運動しても大丈夫ということです」とKANA。「1月に初めて黒星をつけられたメロニーに勝ったことは良かったです。Krushのリングに上がる以上、メインイベンターとして試合内容は満足できないところがあったので、もっと選手として強くなって周りを惹きつけて、いつでもメインが任せられる選手にならないといけないと痛感しました」と、勝ったものの試合内容には満足できなかったという。
「今年1月にメロニーに負けるまでは根拠のない自信があって、自分が攻撃することしか考えていませんでした。でも今回はこの一戦のために生活して、それが根拠のある自信になって、それを持ってリングに上がることが出来た」ことが勝因だとした。
ヘウヘスについては「前回より強くなっていて、バランスがよくなっていたと思います。ジャブで目が腫れたのも、かすっただけで石が当たるような固いジャブだったからで。でもそれだけパンチが固かったからこそ最後まで気を抜かずに冷静にいれたかなと思います」と評し、「これで1勝1敗。今回倒しきれなかった部分があるので、チャンピオンになった以上、メロニーの挑戦は受けます」と、試合後に3度目の対戦をアピールしたヘウヘスの挑戦を受けると明言した。
そして試合後にKANAが参戦をアピールした2018年3月21日(水)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』について、「私は格闘技を始めてK-1アマチュアで実績を積んで、Krushというプロのリングでチャンピオンになって、次はK-1の舞台かなと思います。K-1で出来る最高の試合をしていく自信があるので、自分の試合を来年3月のK-1でマッチメークしてほしいですね」と再度アピール。
これを受けて宮田充K-1プロデューサーは「はっきりとは言えませんが、前向きに考えたいと思います。KANA選手がK-1参戦するならこのタイミングだと思うし、3月は今までK-1を見たことがないお客さんたちも来ると思います。『K’FESTA.1』は新生K-1として一個目のゴールで、K-1アマチュア、KHAOS、Krushで頑張っている選手たちのゴールにしたい。
KANA選手はK-1アマチュアからプロになってKrushのチャンピオンになってという意味でも女子版・新生K-1の申し子というところもあるので、目の状況が大事に至っていなければ、シルバーウルフさんと話(オファー)をしたいと思います」と、参戦実現の可能性は大きいと話した。
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